マルク・マルケスは今日も強かった
MotoGP 第16戦日本GPのMotoGPクラス決勝が開催された。前日のスプリントレースを制したマルク・マルケスが、日本GP完全制覇を果たすのかに注目が集まる。
ランキングトップでポールポジションを獲得したホルヘ・マルティン選手がそれを止めるのか。それとも、日本の期待を背負う小椋藍選手が終盤の巻き返しで上位に絡むのか。前日のスプリントで2位に入ったディオゴ・モレイラ選手も含め、見逃せない決戦となった。
24周で争われる決勝レース。1コーナーへの飛び込みで抜群のスタートを切ったのはマルティン選手だ。2位にマルク・マルケス選手、3位にベッツェッキ選手がつける。小椋選手はポジションを3つ上げて8位でオープニングラップを終えると、2周目には7位へ浮上。その背後にはアコスタ選手、モレイラ選手がピタリと続く。
5周目、前日の多重クラッシュの原因となったアレックス・マルケス選手が1回目のペナルティを消化し、フェルナンデス選手と小椋選手の前でコースへ復帰するが、まだもう一度ペナルティ消化が残っている。2回目の消化により、小椋選手は順位を1つ上げて6位へ。9周目には、スプリント2位のモレイラ選手が転倒リタイアを喫した。

レース中盤、首位を走るマルティン選手にマルク・マルケス選手が急速に迫り、11周目にパス。前日を再現するかのような展開となる。一方、フェルナンデス選手、小椋選手、アコスタ選手による5位争いも熾烈を極めた。

16周目にアコスタ選手に抜かれ7位へ後退した小椋選手だったが、20周目にアレックス・マルケス選手が転倒すると、ダウンヒルストレートの手前でアコスタ選手を抜き返す怒涛の反撃を見せる。後半に強さを発揮する小椋選手は、前を走るフェルナンデス選手をも射程圏内に捉えた。
残り2ラップ、4位を走行するエネア・バスティアニーニ選手がファステストラップを叩き出しながら、3位ベッツェッキ選手の背後にまで迫る。

そしてファイナルラップ。終始安定した走りを見せた首位マルク・マルケス選手が、2位マルティン選手との差をきっちりキープしたままトップでチェッカーを受け、見事勝利を掴み取った。3位には、終盤のバスティアニーニ選手による猛追を死守したベッツェッキ選手が表彰台を確保。
日本の期待を背負った小椋選手は、粘りの走りで6位フィニッシュを果たした。
本日の結果によりチャンピオン争いもさらに激化している。1位のホルヘ・マルティン選手と2位のマルク・マルケス選手との差はわずか2ポイントにまで詰まってきた。混戦を極める2026年MotoGPシーズン、今後の展開からも目が離せない。
MotoGP 第16戦 日本GP MotoGPクラス決勝結果

優勝 マルク・マルケス
2位 ホルヘ・マルティン
3位 マルコ・ベッツェッキ
4位 エネア・バスティアニーニ
5位 ラウル・フェルナンデス
6位 小椋藍
7位 ペドロ・アコスタ
8位 フランチェスコ・バニャイア
9位 フェルミン・アルデゲル
10位 ルカ・マリーニ
11位 ブラッド・ビンダー
12位 ファビオ・クアルタラロ
13位 ソムキャット・チャントラ
14位 マーベリック・ビニャーレス
15位 フランコ・モルビデリ
16位 アレックス・リンス
17位 トプラク・ラズガットリオグル
18位 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ
19位 ジャック・ミラー
20位 ヨハン・ザルコ
OUT アレックス・マルケス
OUT ディオゴ・モレイラ



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