グロス130psでスタート
AE86とともにデビューした4A-G型エンジンだが、当時の正式な型式名は『4A-GEU型』で、エンジン横置きFFのカローラFXに搭載された『4A-GELU型』と区別された。
ヘッドの『16 VALVE』のロゴがブルーで『青文字ヘッド』と呼ばれる。シリンダーヘッドはアルミ製で、高炭素鋼を鍛造成型した8バランスウエイトのクランクシャフトを組み込んだ鋳鉄製ブロックは123kgと軽量だった。

レギュラーガソリン仕様で、最高出力はグロス130psと先代TE71の2T-GEU型よりも15psのパワーアップを果たしていた。画期的な機構として、可変吸気システム『T-VIS』の採用があったが、AE86は生涯グロス130psのままだった。
1987年5月のAE92登場時にネット表示に改められ、120psとなるが、実質パワーは変わらず。1989年5月、AE92がマイナーチェンジで後期型になった際に、圧縮比10.3のハイオク仕様になり、140psにパワーアップ。しかし、T-VISは装備されなくなった。
1991年6月登場のAE101には『銀ヘッド』と呼ばれる5バルブ仕様の4A-GE型を搭載。可変バルブタイミング・リフトのVVTやグループA参戦を見据えて4連スロットルを装備。スロットルの径は42φ。最高出力は160psと大幅にパワーアップ。
そして、1995年5月のAE111搭載時にスロットル径を45φに拡大した165psの『黒ヘッド』に進化。AE86に比べると、比較的新しい『黒ヘッド』の20バルブ4A-G型への換装チューニングが大流行。AE111レビン/トレノだけでなく、カローラ/スプリンター4ドアGT、カローラワゴンBZツーリング、カリーナ1600GT、スプリンターカリブなど、まだまだ走れる個体が次々とAE86に心臓を提供するドナーとなった。
■REVSPEED
REVSPEED | Motor Fan|自動車情報のモーターファン

