「YADEA(ヤデア)」は電動モビリティの累計販売台数7000万台以上を誇る世界的メーカー

YADEA(ヤデア)は電動二輪モビリティ業界において、世界最大級を誇る中国は香港の上場企業で、電動バイク・電動アシスト自転車・電動キックボードなどの開発・製造。2001年の創業以来、電動モビリティの累計販売台数7000万台以上を誇り、日本ではもちろん、ヨーロッパ各国でも支持されている。

同社は製造工場8拠点、研究開発センター2拠点を所有。2017〜2022年の販売実績において、6年連続販売台数が世界一となるなど、電動モビリティの業界をリード。環境に優しいテクノロジー開発にも力を入れるなど、安全で楽しく利用できる電動モビリティの新たな未来と社会を目指している。

独自の多輪傾斜バランスシステムを採用!フロント二輪のNEW電動三輪バイク【世界最大級を誇る香港メーカー・YADEA】|ジャパンモビリティショー2023

2023年10月28日(土)~11月5日(日)まで開催(一般公開)のジャパンモビリティショー(旧:東京モーターショー)。名称を変更した今回のショーでは、自動車やバイクだけでなく“モビリティ全般”を広く募ったのが大きなポイント。香港の大手電動モビリティカンパニー「YADEA」のブースには、同社独自の「多輪傾斜バランスシステム」を採用したフロント二輪のNEW電動三輪バイク2台が登場。 PHOTO/REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki) YADEA https://yadea.jp/

https://motor-fan.jp/bikes/article/91758

YADEA KEENESS(ヤデア・キーネス)……7000ユーロ(111万1040円/1ユーロ158.72円で換算) ※イタリアでの参考価格(価格は発売国により異なる)

ライディングポジションは人間工学に基づいた、快適で自然なものに設定。着脱可能なリチウムバッテリーは容量72V 32Ahタイプを2個採用し、最大航続距離は129kmを達成(走行シーンにより異なる)。
剛性が高くてスポーティな前後のアルミキャストホイールは大径の17インチに設定。高速域での直進安定性やコーナリング時のハンドリング特性にも優れ、様々な道路状況に対応。
リアホイールへの駆動はチェーン式を採用し、ガソリン車に近い乗り味を実現。
定格出力は5.5kW、最大出力は11kW、最大トルクは300N・mを発揮し、時速0km/h~50km/hまでの到達時間は4秒。登坂可能角度は20°。
Yadea Keeness – Moto électrique 125 – nouveauté 2024

KEENESS(キーネス)はビキニカウル(フロントマスク+アンダーカウル)装着のネイキッド風スタイルに仕上げた、電動のスポーツモデル。その優れたデザインにより、業界に大きな影響を及ぼした製品に与えられる、世界的なドイツのデザイン賞『レッドドットデザイン賞』を受賞したことでも有名だ。

排気量125ccクラスに該当する同車は、ヨーロッパではA1ライセンス(日本での原付二種に該当/普通自動二輪小型限定)で乗車可能。最高速度は100km/hを発揮する。

EU加盟国のバイク免許区分

免許の種類排気量/定格出力(最高出力)など免許取得の条件
AM~50cc/最高速が45Km/h以下16歳以上
A1~125㏄/11kW以下(15馬力)以下17歳以上
A2制限なし/35kW(47.6馬力)以下19歳以上
A制限なし24歳以上もしくは
A2免許で2年の経験あり
ヘビーな電動モーターとバッテリーは、車体の中心部に配置してマスの集中化(重量物を車体の中心部に置くことで、走行安定性を向上させること)を推進。

優れたパワーラッシュとコントロール性能を実現した電動モーター(ミッドドライブモーター)は、マスの集中化(重量物を車体の中心部に置くことで、走行安定性を向上させること)を狙い、リアのスイングアームのピボット部前に配置。リアホイールへの駆動はチェーン式を採用し、ガソリン車に近い乗り味を実現。

定格出力は5.5kW、最大出力はA1ライセンスの制限値である11kW、最大トルクは300N・mを発揮し、時速0km/h~50km/h までの到達時間は4秒。登坂可能角度は20°。

着脱可能なリチウムバッテリーは、容量72V 32Ahタイプを2個採用し、最大航続距離は129kmを達成(走行シーンにより異なる)。充電は気温マイナス15°~プラス55°の環境でも可能で、世界各国の様々な環境に対応。

同車は過充電・過放電を含む40以上の保護機能でバッテリーの劣化や不具合を抑制する「インテリジェント・バッテリー保護システム(BMS)」を搭載し、バッテリーの寿命とセキュリティレベルを大幅に向上。

またBMSの採用により、バッテリー重量を20%軽量化。加えて走行距離の8%増加と、エネルギー密度の大幅向上を実現。バッテリーは「IPX7」という高い防水性能を獲得しているのもポイントだ。

同車はブレーキングや下り坂などでの運動エネルギーを電気エネルギーに変換し、走行中に充電する「スマートエネルギー回収システム」を導入。このシステムは、航続距離の伸びに貢献するのがポイント。

剛性力が高くてスポーティーな造形の前後アルミキャストホイールは、大径の17インチに設定。高速域での直進安定性やコーナリング時のハンドリング特性にも優れ、様々な道路状況に対応する。

倒立型フロントフォーク、モノショック型リアサスペンション、油圧式の前後ディスクブレーキ(CBSブレーキシステムを導入)など、足周りは強靭なつくり。16リットルのシート下収納スペース、USB充電ポート、スマートディスプレイのメータースクリーン、クルーズコントロールなど、各装備も充実している。

YADEA KEENESS(ヤデア・キーネス) 主要諸元

全長×全幅×全高1,990mm×775mm×1,090mm
シート高770mm
シート長600mm
定格出力5.5kW
最高出力11kW
最大トルク300N・m
最高速度100km/h
バッテリーのタイプテマリーリチウム
バッテリー容量72V 32Ah×2個
メーター5インチ高解像度デジタル
ヘッドライトLED
ホイール前後17インチアルミキャスト型
タイヤ前100/80-17 後130/70-17
ブレーキ前後ディスク式 CBS付き
YADEA Keeness: Entfessele die Straße mit Stil und Power!
バイクにアールデコ調を。しかもスクランブラースタイルの個性派! 米国・ブルックリン生まれの電動バイク「Tarform VERA」

アメリカのブルックリンに拠点を置く電動車&電動バイクメーカー「Tarform(ターフォーム)」は、同社2番目の電動バイクとなるスクランブラースタイルの 『Vera(ベラ)』を発表。ベラはクラシカルなスクランブラー風の外観をアールデコ調にアレンジした超個性派モデル。ストリート走行だけでなくオフロード走行も念頭に置いて設計されているのがポイントだ。ベラは現在予約受付中で2025年にデリバリー予定。国内での展開は未定。 REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki) Tarform(ターフォーム) https://www.tarform.com/

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【FELO・FW-06電動バイク新車試乗】スロットル全開で90〜100km /h巡航。「S」ボタンで最高速120km /h !!

2019年のEICMA(イタリアのモーターサイクルショー)で発表されると同時に、高い注目度を集めたスポーツ・エレクトリック・モーターサイクル、FELO社のFW-06。15万km以上のテスト走行を繰り返して信頼性を高め、ついに日本にデビューした。ほかにはないシャープなスタイリングと、時代の一歩先をいく走行フィーリングをレポート! REPORT●横田和彦(YOKOTA Kazuhiko) PHOTO●山田 俊輔(YAMADA Shunsuke)

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航続距離357kmの電動バイク! 中国メーカー「DC100」がEU市場に本格参入【EICMA2022】

中国の「DAVINCI MOTOR(ダビンチ・モーター)」がリリースする「DC100」は、ガソリン車の1000ccクラスに匹敵するパワフル&スポーティな電動バイク。最高速度は時速200km、0-60マイル/h(0-96.5km/h)の到達時間は3秒台、航続距離はWLTP基準で357km、最高出力は130馬力オーバーを発揮。2022年11月8日~11月13日にイタリア・ミラノで開催された世界最大のモーターサイクルショー「EICMA(エイクマ)」で、EU市場への本格参入を発表した。 REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki) ダビンチ・モーター https://global.davincimotor.com/

https://motor-fan.jp/bikes/article/59478