日立Astemoのブースには、NISSIN(ニッシン)のレース向け新型フロントブレーキキャリパーを展示。ラジアルマウント型で4ピストンを採用した新型フロントブレーキキャリパー最大の特徴は、約15%の軽量化を実現した軽量ボディ。軽さを追求しながらも高い剛性を維持し、制動力やコントロール性、高温時のレバー剛性変化抑制は、過去最高レベルを獲得している。
ニッシンのFSWモノブロックキャリパーが一層進化! 摩擦攪拌(かくはん)接合を駆使して軽量&低コストに成功【日立Astemo】「NISSIN」「KEIHIN」「SHOWA」の各製品ブランドを展開(2020年に経営統合)する、四輪車と二輪車の新技術・先進技術カンパニー「日立Astemo」。NISSIN(ニッシン)は国内&海外の純正車用ディスクブレーキはもちろん、ストッピングパワー向上を目指したカスタマイズにも多用される信頼のブレーキシステムブランド。ニッシンを代表するビッグバイク向けの「FSW(Friction Stir Welding)モノブロックキャリパー」がバージョンアップ。軽量・高剛性というメリットを維持しつつ、さらなる軽量化と低コスト化を実現した。ここでは同キャリパー製作の要となる「FSW(Friction Stir Welding Welding=摩擦攪拌接合)」という製法に注目してみた。 REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
https://motor-fan.jp/bikes/article/93488
NISSIN製モノブロックキャリパー、さらなる軽量小型化に成功|日立Astemo【EICMA2022】「NISSIN」「KEIHIN」「SHOWA」の各製品ブランドを展開(2020年に経営統合)する、四輪車と二輪車の新技術・先進技術カンパニー「日立Astemo」。日立Astemoは2022年11月8日~11月13日にイタリア・ミラノで開催される世界最大のモーターサイクルショー「EICMA(エイクマ)」において、様々な最新技術と新製品を紹介。ここではモノブロックボディのさらなる軽量小型化に成功した、NISSIN(ニッシン)製のディスクブレーキキャリパーをご紹介しよう。 REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
https://motor-fan.jp/bikes/article/57903
シール溝の形状見直しや、熱容量に優れた素材のピストンを採用! オフロード用キャリパーも日々進化
市販のオフロード競技車両に採用されているピンスライド式フロントブレーキキャリパーと、今後レースに投入予定の新型ブレーキキャリパーを体感型の展示として出展。
EICMA2024では、オフロードレース向けの新型ピンスライド式フロントブレーキキャリパーを並べて展示し、進化の変遷も紹介。オフロード競技車両に求められるブレーキ性能は多岐に渡る。
大径タイヤとスポークホイールを組み合わせて使用するオフ用のブレーキキャリパーは、ハンドリ ングへの影響を最小限にとどめるために軽量コンパクトなピンスライド式を採用。高い制動力とコントロール性、さらには高温時のレバー剛性変化の減少を追求し、開発を推進。
NISSIN(ニッシン)のオフロード競技車両用フロントブレーキキャリパーは、優れた制動力とコントロール性を追求して開発し、これまで高い評価を獲得してきた。2025年モデルの最新フロントブレーキキャリパーは、世界選手権などトップレベルの選手権シリーズを戦うライダーやチームからのフィードバックにより、性能を大きく進化させた。
大きな進化とは、徹底した熱対策の実現。ブレーキキャリパーにとって過酷な温度条件となる、オンロードレースで培った技術や知識を活用。シール溝の形状を見直すとともに、ピストンは熱容量に優れた素材に変更するなど、オンロードレースで培った技術や知識を活用。
これらにより、あらゆる条件下で高次元かつ安定したブレーキ性能を獲得。同社はオフロード競技車両の性能向上にも、大きく貢献することができた。
EICMA2024ではオフロード競技車両用ピンスライドブレーキキャリパーによる、ブレーキ剛性の体感ができる体験型の展示も行われた。
世界最高峰・MotoGPマシンの定番!ディスクブレーキキャリパーで世界的に有名なイタリアの名門ブランド「ブレンボ」が最先端のアイテム群を初公開|EICMA2024高性能ブレーキシステムの世界的リーダー「ブレンボ」はミラノモーターサイクルショー(EICMA)2024で、独自の最新イノベーションを初公開。スーパースポーツバイク向けPRO/PRO+パッケージ、Distincta®ブレーキ・クラッチマスターシリンダー、M4.32ブレーキキャリパー、新しいMotoGPブレーキキャリパーなど多彩な新製品を披露した。 REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki) ブレンボ https://www.brembo.com/jp/
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ディスクブレーキキャリパーのマウント方法で何が変わる?|レーシーな「ラジアルマウント(縦置型)」とスタンダードな「アキシャルマウント(横置型)」【ゲイルスピード】高性能なディスクブレーキシステムは、キャリパー、ディスクローター、キャリパーサポート、マスターシリンダーなどで構成。昔ながらの「アキシャルマウント(横置き)型」のキャリパーは、現在ではスタンダードなストリート向けのモデルに多用。一方「ラジアルマウント(縦置き)型」のキャリパーは、MotoGPマシンを始めとしたレースマシンや超高性能な市販のスーパースポーツモデルの定番。アクティブが2002年に立ち上げた自社ブランド「ゲイルスピード」の高性能キャリパーを例に、伝統のアキシャルマウント型とレーシーなラジアルマウント型の違いを比べてみた。 REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki) アクティブ http://www.acv.co.jp/ ゲイルスピード https://www.acv.co.jp/galespeed ※注:下記価格はすべて税込
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「ニッシン・キャリパー」3種のブレーキ剛性力をリアル体感!ブレーキフルードの液圧(出力)をゲージで可視化【EICMA2023】「NISSIN」「KEIHIN」「SHOWA」の各製品ブランドを展開(2020年に経営統合)する、四輪車と二輪車の新技術・先進技術カンパニー「日立Astemo」。NISSIN(ニッシン)を代表するビッグバイク向けのディスクブレーキ用「FSW(Friction Stir Welding)モノブロックキャリパー」がバージョンアップ。軽量・高剛性というメリットを維持しつつ、さらなる軽量化と低コスト化を実現した。2023年11月8日~11月13日にイタリア・ミラノで開催された世界最大のモーターサイクルショー「EICMA(エイクマ)」では、FSWモノブロックキャリパーのポテンシャルやブレーキフィール、またその他のキャリパーとの違いが即体験できる、本格的でユニークな“ブレーキ剛性力の違いが体感できる装置(写真)”もスタンバイされた。 REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
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GB350によく似合う! 2D切削で仕上げたフラットでシンプルな造形のビレットキャリパーバイク用のアフターパーツやアイテムを展開するアクティブ。ホイール&ブレーキパーツに特化した同社のブランド「GALE SPEED(ゲイルスピード)」から、注目のパーツが新登場。 REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki) アクティブ http://www.acv.co.jp/
https://motor-fan.jp/bikes/article/81729