“かわいさ”と“無骨さ”を両立したRetro JA11スタイル

会場内でも独特の空気感を放っていたのが、“jimzo_ja11”さんのジムニー。スモークグレー×オールドイングリッシュホワイトというクラシカルなカラーリングに、ウッドやレザーを組み合わせたスタイルは、まさに“Retro Jimny”という言葉がぴったり。
製作を依頼したのは、JA系ジムニーに強いことで知られるMStech(エムエステック)。ベース車探しから板金、整備、全塗装までトータルで相談しながら仕上げていったという。
「昔のジムニーならではのレトロ感とか、ちょっとかわいらしい雰囲気が好きなんです。だからベース探しの段階からMStechさんにお願いしました」。
選んだのはJA11の5型。JA11としては最終モデルにあたり、成熟された完成度の高さから今なお人気の高い世代でもある。
ボディはスモークグレー、ルーフをオールドイングリッシュホワイトにオールペイント。さらにルーフラックも装着することで、クラシックなアウトドアスタイルを強調している。ただし、このルーフラックも一般的な既製品ではなく、ステンレス素材を使った特別感のあるモデル。さらに台座部分へ木製ボードを設置し、暖かみのある雰囲気にアレンジしているのもポイントだ。


足元はあえて純正ホイールを継続使用。しかしディスク面をブラック塗装し、タイヤにはオープンカントリーR/Tを組み合わせることで、レトロな雰囲気だけでは終わらない、しっかり“ジムニーらしいタフ感”も表現している。
また、このクルマの魅力は細かな小技の数々にもある。
特に印象的だったのが、リアゲートまわりのアレンジ。本革ベルトをモチーフにしたヒンジカバーは、無骨なリアビューにクラシカルなアクセントを追加。しかもボディへ傷を付けないよう、マグネット固定としているアイデアも秀逸だ。さらに上部には絆創膏モチーフのマグネットまで貼られており、“遊び心の上手さ”もジムニーらしい。
そしてリアアンダーミラーも見逃せないポイント。純正のゴムカバーではなく、ジムニー仲間の“カズパパさん”が製作したオリジナル品を装着。丸型メッキミラーへレザーを巻くことで、実用性とレトロ感を両立している。
小物類の多くはインスタやメルカリを通じて、ジムニー仲間から購入しているという。“既製品を並べるだけではない”、オーナー同士の繋がりから生まれるカスタム文化も、ジムニー界隈ならではの魅力なのかもしれない。










EASY DAY
●日時:2026年4月18日(土)~19日(日)
●場所:無印良品 カンパーニャ嬬恋キャンプ場 【区画サイト(林間エリア/草原エリア)】
PHOTO:塩谷佳史


