RZ-DF2はADVAN Racing初の鍛造モデルRZ-DFのスピリットを継承しながら、完全新設計となる鍛造シリーズ最新モデルのひとつ。19インチから始まって、20インチ、21インチ、ポルシェ専用サイズとバリエーションを増やしていった。

アウターリム+ツインスポークの機能美デザインはイチからからデザインを構築し直し、大径ならではのルックスを引き立てるアウターリム(深リム)スタイルを復活。2×5のツインスポークは応力分散に優れ、軽量化と高剛性を追求している。

コンケイブは5段階(21インチは3段階)で、車種ごとに立体感が際立つフェイスを実現できる。

センター部にはダイヤモンドカットを施し、スポーク側面にはアドバンスド・サイドカットを用いることでシャープ感を強調。さらに、3次元加工機によって刻まれる『ADVAN Racing』『RZ-DF2』『MOLD-FORM』『FORGED』のロゴが存在感を放つ。

カラーバリエーションはダイヤモンドカット&ハイパープラチナブラック(DHPB)、ダイヤモンドカット&レーシングチタニウムブラック(DRTB)、レーシングチタニウムブラック(TBK)が基本で、21インチはダイヤモンドカット&ハイパープラチナブラックとレーシングチタニウムブラックのみ。

ポルシェ用はマシニング&ハイパープラチナブラック、レーシングチタニウムブラック、レーシングキャンデーレッド(在庫限り)となる。多彩なサイズバリエーションはご覧のとおりだ。

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Kansai SERVICE RZ34 NISMOのRZ-DF2とNEOVA AD09の組み合わせは、フロント19×10.0J inset 25と255/40R19、リア19×10.5J inset 15と285/3519(純正は275/35R19)だったが、今春よりフロント20×10.0J inset 25と255/35R20、リア20×10.5J inset 15と285/30R20に変更。

RZ34は車体の割にタイヤが小さく、外径が少し大きくなる20インチのほうが、ルックス的なバランスに優れる。前述のサイズは無理なく履けるものだが、当然、最低地上高90mmを確保できるように車高を調整。

下げ過ぎるとストロークが厳しくなるとのことで、前/後の車高バランスは水平にしたいが、軟らかめのスプリングを使っていることもあり、それもストローク確保のために、リアをやや高めにしている。しかし、それが走りに効くことを、あとで知ることができた。

ご覧のとおり、リアフェンダーとの間が少し開き気味だが、それによってストロークを確保している。

サスキットは今春新型に移行したHKS HIPERMAX Sのプロトタイプを装着。RZ34 NISMOの純正は硬いが、こちらは快適性と運動性を両得できる。

初期の動きがよく、そのあとの収束も早いのが特徴だ。L.S.D.はCUSCOのtype RS 1.5way。立ち上がりでリアが出るのを抑えるべく、プレッシャーリングのカム角はON側も浅めの35°や45°を選択。プレートは80%くらいで組み、イニシャルトルクに作用するRSスプリングも多少抜く。

パワーを掛けた際はそれとリアの高めの車高でグリップさせている。硬いスプリングならその必要はないが、軟らかいスプリングなので、そのようなセッティングを施している。

近くのワインディングで試乗。フロントはよくダイブしてリニアに戻ってくれる。そのため、コーナーではノーズの入りがすこぶるよい。

そこから旋回に持ち込むと、前述のリアの高い車高と相まって、前/後のタイヤでしっかり踏ん張る。それによって、高いコーナリングスピードで駆け抜けることができるのだ。立ち上がりも前述のL.S.D.との合わせ技で、ロスなくスムーズ。驚くほど軽快に走らせることができる。

荒れた路面でも収束が早くて乗り心地がよく、そこにはホイールの軽さや剛性も寄与している。20インチ化で想像する懸念をいっさい吹き飛ばす好事例だった。

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