Mercedes-AMG GLE 63 S 4MATIC+ Coupe
Mercedes-AMG GLS 63 4MATIC+ SUV

将来に向けた大幅なアップデートを実施

内外装とパワーユニットに改良が施された「メルセデス AMG GLS 63 4MATIC+」と「メルセデス AMG GLE 63 S 4MATIC+ クーペ」改良新型がデビューを飾った。
将来に向けた大幅なアップデートを実施された「メルセデス AMG GLS 63 4MATIC+」と「メルセデス AMG GLE 63 S 4MATIC+ クーペ」。

「メルセデス AMG GLE 63 S 4MATIC+」と「メルセデス AMG GLS 63 4MATIC+」が、内外装デザインを刷新し、さらに4.0リッターV型8気筒エンジンのパフォーマンスと環境性能をアップデート。最新デジタルテクノロジーを導入したことで、世界各国で厳格化する環境規制にも適合したという。

特にAMG製4.0リッターV型8気筒「M177 EVO」ツインターボエンジンは、この象徴的なパワーユニットを将来にわたって存続させるため、大規模な改良が施された。今後さらに厳格化される排出ガス規制に対応しながら、AMGらしいパフォーマンスも維持したと謳う。

メルセデス AMGのミヒャエル・シーベCEOは、今回の改良新型導入について次のように説明を加えた。

「4.0リッターV型8気筒エンジンは、AMGのパフォーマンスDNAの中核を成す存在です。新型GLE 63 SとGLS 63にとって理想的な心臓部です。長年にわたり、このV8エンジンは圧倒的なパフォーマンスを象徴し、多くのお客様から高い支持をいただいてきました」

「新世代『M177 EVO』は、パワーユニットとして根本から見直し、将来にわたってラインアップに継続して採用できる基盤を築きました。その結果、鋭いレスポンスや力強いパフォーマンス、そして高回転まで気持ちよく吹け上がる特性を実現し、世界各国でますます厳しくなる環境規制にも対応するエンジンへと進化しています」

広範囲な改良が施された4.0リッターV8ツインターボ

4.0リッターV型8気筒「M177 EVO」ツインターボエンジンは、フラットプレーンクランクシャフトの導入など、広範囲な改良を実施。将来の排ガス規制に対応する改良も施された。
4.0リッターV型8気筒「M177 EVO」ツインターボエンジンは、フラットプレーンクランクシャフトの導入など、広範囲な改良が施された。

4.0リッターV型8気筒「M177 EVO」ツインターボエンジンは、フラットプレーンクランクシャフトを導入。吸気カムシャフトの刷新、燃料噴射システムの最適化、最新世代の排出ガス後処理システムなど、多岐にわたる改良が施された。従来モデルと同様、ドイツ・アファルターバッハ工場で、熟練した職人がひとり1基ずつエンジンを組み上げる。

今回、アップデートを受けたことで、「M177 EVO」は高性能かつ高効率、世界各国で厳格化する環境規制にも適合する次世代V型8気筒エンジンへと生まれ変わった。最も大きな改良点が、新たに採用されたフラットプレーンクランクシャフト。これにより慣性質量を低減し、エンジンの吹け上がり性能を向上させるとともに、アクセル操作に対する極めて鋭いレスポンスを実現した。

最高出力は従来型と同じ450kW(612PS)を維持しながら、最大トルクは850Nmを発揮。世界市場で標準装備となるガソリン微粒子捕集フィルター「GPF」を含め、最新の排出ガス後処理システムを搭載することで、最新の排出ガス規制にも適合している。

燃料噴射システムの最適化に加え、新設計の吸排気ポート、改良型吸気カムシャフト、コンプレッサーホイール、ターボチャージャーハウジングの改良など、細部にわたってアップデートを実施。これらの改良により、アクセル操作に対するレスポンスを高めるとともに、効率性の向上と滑らかで力強いパワーデリバリーを手にした。

48V電気システムと第2世代インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター(ISG 2.0)を組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載。ISGは最高17kW(23PS)と205Nmのトルクを追加し、加速時の力強いアシストを実現した。低回転域ではトルクを補い、減速時には回生ブレーキによってエネルギーを回収するほか、エンジンの再始動もスムーズに行う。

パワーユニットの進化により、新型「GLE 63 S 4MATIC+」は0-100km/h加速を3.9秒、「GLS 63 4MATIC+」は4.2秒をマーク。どちらのモデルも最高速度は280km/hに達し、メルセデス AMGのフラッグシップSUVにふさわしい優れたパフォーマンスを発揮する。

AMGらしいエモーショナルなデザイン

内外装とパワーユニットに改良が施された「メルセデス AMG GLS 63 4MATIC+」の走行シーン。
フロントフェイスは全面的に刷新され、AMG専用ラジエターグリルを中心に、新たなライトシグネチャーが導入された。

「GLE 63 S 4MATIC+」と「GLS 63 4MATIC+」改良新型は、AMGらしいパフォーマンスを主張するエクステリアデザインを導入。プレミアムSUVに相応しい力強い存在感とプレミアム感を手にした。

フロントフェイスは全面的に刷新され、AMG専用グリルを中心に、V型8気筒エンジンを効率よく冷却する大型エアインテーク、さらにAMG専用ライトシグネチャーを採用したLEDヘッドライトを組み合わせることで、ハイパフォーマンスSUVらしい精悍な表情が演出された。

リヤセクションは、新開発「AMGパフォーマンスエキゾーストシステム」の存在感あふれる左右2本出しテールパイプが力強い印象をアピール。さらにリヤバンパー下部にはAMG専用ディフューザーデザインを採用し、ハイパフォーマンスモデルであることを視覚的にも強く印象付けるダイナミックなスタイリングに仕上げられた。

新開発「AMGパフォーマンス・エキゾーストシステム」

4.0リッターV型8気筒ツインターボの特徴的なエンジンサウンドを演出する「AMGパフォーマンス・エキゾーストシステム」が新たに開発された。
4.0リッターV型8気筒ツインターボの特徴的なエンジンサウンドを演出する「AMGパフォーマンス・エキゾーストシステム」が新たに開発された。

AMGパフォーマンス・エキゾーストシステムは、4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンのサウンドキャラクターをより際立たせる。標準装備の可変エキゾーストバルブにより、サウンドは走行シーンやドライバーの好みに応じて自在に変化。「コンフォート」モードでは落ち着いた上質なサウンドを奏で、「スポーツ+」モードではAMGらしい迫力あるエキゾーストノートへと変貌する。

エキゾーストバルブの制御は、選択したドライブプログラムに連動するほか、センターコンソールの専用スイッチからも任意に切り替えが可能。静粛性を重視した穏やかなサウンドから、感性を刺激するダイナミックなサウンドまで、ドライバーの好みに合わせて細かく調整することができる。

フルバリアブルトルク配分機構を備えた「AMG パフォーマンス 4MATIC+」全輪駆動システムを採用し、あらゆる路面状況で適正なトラクションを確保。M177 EVOエンジンが発生する850Nmという強大なトルクに対応するため、前後アクスルのドライブシャフトも専用設計が施され、極限の高負荷条件においても高い耐久性を確保している。

パフォーマンスとデジタル技術を融合したコクピット

内外装とパワーユニットに改良が施された「メルセデス AMG GLS 63 4MATIC+ クーペ」のインテリア。
コクピットには、3基の12.3インチ・ディスプレイで構成される「MBUXスーパースクリーン」が標準装備される。

インテリアは、スポーティさとラグジュアリーを高次元で融合。最新世代「AMGパフォーマンスステアリングホイール」はナッパレザー仕様のほか、「MICROCUT」マイクロファイバー仕上げ、エクスクルーシブなカーボンファイバー仕様も選択することができる。優れたグリップ性に加え、AMG専用ステアリングスイッチを導入。走行モードやサスペンション、エキゾーストサウンドなど、主要なパフォーマンス機能を手元で直感的に操作できる。

シートには豊富なレザー仕様を用意。ブラック、マキアートベージュ、ブナブラウン、レッドペッパーを設定する「ナッパレザーエクスクルーシブ」に加え、ブラックとマキアートベージュの「ナッパレザーエクスクルーシブ・スタイル」、さらにヨットブルー、タルトゥーフォブラウン、カーマインレッドを採用した「MANUFAKTUR」専用仕様もラインナップする。

インテリアにはカーボンファイバー製とアルミニウム製のAMG専用トリムが用意され、「MICROCUT」マイクロファイバー仕上げのルーフライナーと組み合わせることで、AMGならではのスポーティな世界観を手にすることができる。

全車標準装備の「MBUXスーパースクリーン」は、フロントシート前方に広がるガラス面に3基の12.3インチディスプレイを配置する。最新のオペレーティングシステム「MB.OS」を採用したデジタルコクピットには、高精細ディスプレイを搭載。あらゆる走行情報を鮮明なグラフィックで表示するとともに、トルク配分、Gフォース、エンジン各部の詳細データなど、AMG専用のメニューも充実化された。

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