第3世代e-POWERがもたらす性能向上と、日産新世代コンパクトカーの方向性に迫る。
日産の主力コンパクトカー「ノート」が、2027年にもフルモデルチェンジを迎える見通しだ。入手した情報によると、次期型では第3世代「e-POWER」の国内初採用が有力視されており、デザインや走行性能、燃費性能まで全面刷新される可能性が高い。

2020年に登場した現行ノートは、e-POWER専用車として電動車ならではの静粛性や力強い加速性能を武器に、高い人気を獲得してきた。一方で、トヨタやホンダとの競争は年々激しさを増しており、商品力のさらなる強化が求められている。

第3世代e-POWERを国内へ展開する最初のモデルになる可能性
次期ノート最大の注目点は、第3世代e-POWERの採用である。日産は電動化戦略の中核技術としてe-POWERを位置付けており、すでに欧州ではキャシュカイへ第3世代システムを投入している。今後は北米向け次期ローグなどへの展開も予定されており、日本市場ではノートがその先陣を切る可能性が高い。
新システムでは、モーター、インバーター、減速機などを一体化した「5-in-1」ユニットを採用。さらに発電専用エンジンも刷新され、高速巡航時の燃費性能や静粛性、レスポンスの向上が図られている。
e-POWERはモーターのみで駆動する独自のシリーズハイブリッドであり、次世代システムの投入によって、その完成度はさらに高まることになりそうだ。
エクステリアも日産の新世代デザインへ
エクステリアも大幅な刷新が予想される。現時点で開発車両は確認されていないものの、近年の日産EVや新世代モデルで採用が進むデジタルVモーショングリルや横一文字のシグネチャーライトを取り入れた、より先進的なフロントフェイスとなる可能性がある。
現行ノートの親しみやすいイメージを継承しながらも、ワイド感や上質感を高めることで、コンパクトカーの枠を超えた存在感を目指すことになりそうだ。
発売は2027年夏頃が有力とみられ、現行型デビューから約7年で世代交代を迎えることになる。価格は装備の充実や電動システムの進化に伴い、現行型より10万〜20万円程度上昇する可能性が高い。
国内市場においてノートは販売を支える主力車種であるだけでなく、e-POWERブランドを象徴する存在でもある。次期型が第3世代e-POWERをいち早く採用すれば、その後に登場するSUVやミニバンなどへの展開も加速するだろう。
2027年に登場する次期ノートは、単なるフルモデルチェンジではなく、日産が描く次世代電動化戦略を占う重要なモデルになりそうだ。


