また、リバースリムではなく、ノーマルリムとすることで、ビッグキャリパーや大径ローターとの干渉を避けるクリアランスを確保している。

さらに、MAT PROCESS技術を採用し、メタルフロー(鍛流線)を形成。ホイール全体の機械的性質を向上させることで、ディープリムデザインと軽さ、高強度を高次元でバランスさせている。

RPF1RSのサイズは15/17/18インチをラインアップ。

すでに設定されている15×8.0J inset 28 P.C.D.100 4Hに加えて、15×9.0J inset 35 P.C.D.100 4Hがまもなくリリースされるのだ。

今回追加されるこのチューナーサイズ、カラーはSilver/Matte Dark Gunmetallic/SBCの3種類を用意。2026年11月頃の発売を予定している。幅広タイヤが履けるとあって、ロードスターやEG6/EK4シビックのタイムアタッカーには強力な武器となりそうだ。

筑波1分0秒1のNAロードスター
15×9.0JのRPF1RSで分切りを目指す

Matte Dark GunmetallicのRPF1RS新サイズ15×9.0J inset 35に225/50R15のADVAN A050 G/Sを履き、袖ケ浦フォレストレースウェイに現れたのは、伊藤智也さんのNAロードスター。埼玉県朝霞市のCARMIA(カルミア)がチューニングを担うタイムアタック車両だ。

300台限定販売だったNA8C改M2 1028をベースに、S2レーシングのバンパー、自作のアンダーパネル、トヨシマクラフトのボンネット/トランク/サイドステップ、VOLTEXのGTウイング、ジェットストリームのリアアンダーディフューザーなどを纏い、フロント/リアのフェンダーは15mmずつ広げられている。車両重量は860~870㎏。ちなみにヒーターも備わる。

エンジンはTODA RACINGのピストンやカム、マルハモータースのコンロッド、クランク、4連スロットルなどによる2.0Lフルチューン。マフラーはコーンズで、LINKによるフルコンピュータ制御だ。最高出力は190psを超える。

車高調キットはオーリンズCARMIA仕様で、バネレートはフロント22kg/mm、リア18kg/mm(20kg/mm?)。車高を下げても、縮み側のストロークが稼げるように工面されていて、フロント4.5°/リア4°ほどのキャンバー角とフロント/リア15mmのワイドトレッドスペーサーにより、このサイズのタイヤ&ホイールをぴっちりフェンダー内に収めることができている。

前述のとおり、この車両はフロント/リアのフェンダーが15mmずつワイド化されていて、ナローボディであればスペーサーなしでぴっちりといったところだろう。

幅広タイヤをきっちり使える!
軽快でカチッとした走りが得られる

袖ケ浦フォレストレースウェイでRPF1RSと仕様変更を施したL.S.D.のシェイクダウンを行った伊藤さん。夏に近い気温と使い古したタイヤにも関わらず、ベストタイムの2秒落ちで周回。

「とても軽快な走りでした。カチッとした感触があり、ホイールの剛性の高さも伝わります。ちゃんと幅広タイヤが使えている。これならロールを抑えるセッティングを施すことで、さらによくなる気がしています」とコメント。そして、こう続けた。

「CARMIAエンジンのおかげでストレートスピードも高まって、車両の仕上がりもよくなってきています。今シーズンはRPF1RSとCARMIAエンジンのパッケージで、筑波サーキットの分切りに本気で挑みます!」


■エンケイ 

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