Q.ドラテク頻出ワード『荷重移動』は公道でも感じられる?
A.高速道路のレーンチェンジで
3パターンの運転を試せば実感できます
たとえば、高速道路で走行車線から追い越し車線に移る場合です。そのときクルマの姿勢には、何らかの荷重移動が起こります。
アクセルはパーシャルで一定、100km/hを保って走行しているとします。それを前荷重でも後荷重でもない、仮に前後がバランスした状態と思ってください。
レーンチェンジでハンドルを右に切ると、クルマも右車線へ向かいます。しかし、どこかフロントタイヤの反応が鈍く、ハンドルを多めに切らないと、レーンチェンジがスムーズにいかない。
同じ運転でも、ちょっとだけアクセルを戻すと、意図的に前荷重がつくれます。
ハンドルを切ると、すっとクルマのノーズが隣の車線を向く。いつもの舵角の半分程度で、リズムよく曲がれます。
上手くいっていればハンドル操作が瞬間重くなり、これが荷重移動の感触です。
厳しいいい方になりますが、この感覚が体感できないと、荷重移動を理解することができません。習得には安全運転で、次のパターンを順に試してください。
初めはアクセル一定でレーンチェンジ。このクルマの反応を基準に置きます。このときの感触を記憶してください。
次は、アクセルONで加速しながらレーンチェンジ。フロントのノーズが持ち上がっていますから、何となく曲がりにくい。
今度は、アクセルを戻した瞬間にレーンチェンジをする。前荷重が発生し、幾らかクルマを曲げやすいはずです。徐々にアクセルの戻す量を減らしていくと、次第に微妙な荷重の変化がわかるようになります。
同時にエンブレの効きの差も、知ることができます。スポーツドライビングでの荷重移動は、実際は姿勢の変移が目にとまらない、微妙な域です。
次回のドラテクQ&A Part1-⑤ は『前荷重になっているはずなのに どうして曲がらない?』について。

10月24日 19:10~配信予定 お楽しみに!
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