
太いタイヤとストロークの長いサスペンションを持つスクーター「ピアジオ・タイフーン」。2020年にシリーズの生産は終了していたが、フレーム、エンジン、全てを一新して再登場となった。
ピアジオ・タイフーンは1993年、当初はジレラブランドで発売された。エンジンは2ストロークの50、80、125ccの3タイプが用意された。2000年からピアジオブランドに変更され、2010年には2代目モデルにフルモデルチェンジ。125ccエンジンは4ストロークに、80ccは廃止となった。ホイールは10インチから12インチへサイズアップし、ボディもひとまわり大きくなった。10年間作り続けられた2代目は2020年に生産を終了し、タイフーンシリーズの歴史は一度途絶えている。
新型のピアジオ・タイフーンはより大胆に、よりスマートに変貌。個性豊かで自分らしさを大切にする人々のために生まれたモデル。街中を軽快に走り抜けるように設計され、よりシャープなスタイリングと先進技術を搭載。「本物志向で反骨心あふれる」キャラクターをさらに際立たせている。力強いプロポーションとダイナミックなライン、一目でそれとわかる個性。タフさと多用途性を兼ね備えた新型タイフーンは、通勤、通学から街中での忙しい移動まで、細部にわたるまで安全性、使いやすさ、そして最高のライディングの喜びを追求して設計。実用性と信頼性を高めながらスタイルや個性を妥協しないスクーター。
コンパクトでミニマルなデザインと、広々としたフラットなフットボードを備え、いかなる状況下でも快適かつ実用的に活躍する。タイフーンは「バハ・アラゴン」やメキシコで開催された「バハ1000」といった極めて過酷なオフロードレースに参戦するなど、長い歴史の中で数々の試練を乗り越えてきた。新型タイフーンは都市生活のあらゆる状況に対応する準備が整っている。初代モデルから引き継がれる「ダックビル(カモのくちばし)」のようなフロント形状、洗練されたレッグシールド、そして大径ホイールが安定感と堂々たる風格を物語る。路面の軌道や石畳、あるいは路面の穴など、荒れた路面を恐れることなく乗り越えられる。




強靭な高張力鋼管パイプレームに、EURO5+規制に適合したパワフルな4ストローク単気筒125ccエンジンを搭載。4段階の調整が可能なリヤサスペンションと68mmのストロークを持つフロントフォークが、信頼性の高いシャシーを構成。これに14インチの大径ホイールが組み合わされ、どんな路面状況でも優れた安定性と快適な操作性を実現。ブレーキシステムには信頼性の高いリヤブレーキと、220mmのフロントディスクブレーキを採用。さらに、前後輪に制動力を分配するCBS(コンバイド・ブレーキ・システム)を搭載し、ウエット路面やグリップの低い路面でも高い安全性を発揮する。広々としたフラットなフットボードは優れた快適性と実用性が備わる。レッグシールドの内側にはセーフティフックが備わり、バッグやリュックサックを簡単に積載が可能。インストルメントパネルにはフルカラーTFT液晶ディスプレイを採用。Piaggio MIAシステムを介してスマートフォンと接続すれば、スマートフォンの各種機能をディスプレイ上に表示することが可能。カラーは「ネロ・モンソーネ(Nero Monsone)」、「ビアンコ・ボレアレ(Bianco Boreale)」、「グリージョ・シロッコ(Grigio Scirocco)」、「ブル・オチェアノ(Blu Oceano)」の4色が用意されている。
主要諸元
- エンジン形式:4ストローク単気筒
- 総排気量:124 cc
- ボア×ストローク:52 mm × 58.6 mm
- 最高出力:7.8 kW(10.6ps)/7,400 rpm
- 最大トルク:10.4 Nm /6,200 rpm
- バルブ機構:SOHC 3バルブ
- 冷却方式:強制空冷
- 燃料供給方式:電子制御インジェクション
- 潤滑方式:ウェットサンプ
- トランスミッション:無段変速機(CVT)
- クラッチ:自動遠心クラッチ
- フレーム:スチールパイプ製(補強材溶接済み)
- フロントサスペンション:テレスコピック式油圧フォーク(ストローク量 68 mm)
- リアサスペンション:油圧式シングルショックアブソーバー(4段階調整機構付き)
- ブレーキシステム:油圧CBS(統合ブレーキシステム)
- フロントブレーキ:φ220 mmディスク(フローティングツインピストンキャリパー付き)
- リアブレーキ:140mmドラム
- フロントタイヤ:チューブレス 120/70-14
- リアタイヤ:チューブレス 120/70-14
- 長さ:1,985 mm
- 幅:806 mm(ミラー含む)
- シート高:797 mm
- ホイールベース:1,365mm
- 燃料タンク容量:6リットル(+1.2リットルの予備)
- 現時点ではデリバリーに関する時期、価格の情報は公開されていない。


