免許制度が変わったあの頃、中免で乗れた4スト4気筒400cc「ヨンフォア」を細部まで忠実に再現! ホンダCB400FOURの1/12スケール完成品モデル|アオシマ

プラモデルやホビーでおなじみの株式会社青島文化教材社(アオシマ)は、同社が展開するブランド「SKYNET(スカイネット)」の1/12 完成品バイクシリーズから、1976年(昭和54年)に登場した伝説の超お宝ビンテージモデル・ホンダCB400FOUR(398cc版のライトルビーレッドとパラキートイエロー)と、1974年(昭和49年)に発売された408cc版の初代カラー(バーニッシュブルー/カラーパターンのみ再現)を2025年5月(予定)に発売する。
REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
株式会社 青島文化教材社 https://www.aoshima-bk.co.jp/

超お宝の絶版マシンが完成品バイクシリーズになって登場!

【受注予約開始日時】 2024年11月21日(木)14:00/2025年5月に発売予定

写真左からパラキートイエロー(398cc版)、ライトルビーレッド(398cc版)、バーニッシュブルー(408cc版/カラーパターンのみの再現)。

1976年(昭和54年)に発売開始された398cc仕様の伝説モデル、ホンダCB400FOURが完成品バイクシリーズになって登場(バーニッシュブルーは初代の408cc版に採用され、398cc版には不採用/写真はカラーパターンのみ再現)。

特徴的なカラーパターンやホイール形状、芸術品とも呼ばれた4into1の集合マフラーなど、特徴的なシルエットを余すことなく再現。フレームとタンクにはリアルなダイキャスト製を採用し、重量感・質感ともにハイレベルなフォルムに仕上がっている。

ライトルビーレッド

パラキートイエロー

バーニッシュブルー

※注:バーニッシュブルーは408cc版に採用。このカラーは398cc版には不採用。

商品仕様

価格:4,620円(税込)
発売:2025年5月発売予定
受注予約開始日時:2024年11月21日(木)14:00
発売元:スカイネット
販売元:株式会社青島文化教材社
・塗装済み完成品
・ステアリング、リヤサスペンション可動
・素材:本体/ダイキャスト・ABS・PS タイヤ/TPR
・スケール:1/12
・サイズ:全長約173mm
・ディスプレイ台座付属
・アオシマオリジナル開発商品
※バーニッシュブルーは初代の408cc版に採用されたカラーで398cc版には不採用。
※画像は試作品です。実際の商品とは異なる場合がございます
※本田技研工業(株)監修中
【製品ページ】
https://www.aoshima-bk.co.jp/product/?s=Honda+CB400FOUR&seriesname=%E5%AE%8C%E6%88%90%E5%93%81%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF&when1-year=2025&when1-day=05&when2-year=2025&when2-day=05

程度良車はウン百万円が当たり前!1000万円超もある超お宝ビンテージモデル「ホンダCB400FOUR」とは?

1974に発売された408cc版の初代ホンダ ドリームCB400FOUR。サイドカラーはガソリンタンクと同色。ハンドルはフラット型。
「芸術品」とも呼ばれる美しい集合マフラーもヨンフォアの特徴。
写真はライトルビーレッド。408cc版はサイドカラーもライトルビーレッドにアレンジ(398cc版はブラックに変更)。
バーニッシュブルーのホンダ ドリームCB400FOUR。398cc版では同カラーを廃止。

1974年(昭和49年)12月に発売された、400ccクラスで4気筒エンジンを搭載した先駆け的モデル・ホンダ ドリームCB400FOUR。美しい集合マフラーを採用したドリームCB400FOURは、別名「ヨンフォア」と呼ばれ、今でも伝説的なモデルとしてリスペクト。中古車市場では、数百万円は当たり前。極上車は1000万円超もある、超々お宝モデルとして君臨している。

初代のエンジンは空冷4ストロークSOHC直列4気筒408cc。 発売翌年の1975年(昭和50年)、運転免許制度が改正され、バイクの免許は125cc未満の小型限定免許、400cc未満の中型限定免許、オーバー400ccの限定解除免許に分類。それに伴い、1976年(昭和51年)、398ccモデルの「CB400FOUR-Ⅰ」と「CB400FOUR-Ⅱ」が発売された(ドリームの名称は削除された)。

中免(中型限定免許)で乗車できる398ccモデルは、ボア径(51.0mm)はそのままに、ストロークを50.0mmから48.8mmに短縮化。エンジン回転数を上げてパワーを稼ぐ、高回転型のショートストローク型に設定されているのがポイント。これに伴い、最高出力は37ps/8,500rpm→36ps/8,500rpm、最大トルクは3.2kg-m/7,500rpm→3.1kg-m/7,500rpmにダウン。

408cc版では燃料タンクと同色だった左右サイドカバーを、398cc版はブラックアウト化。タンクカラーは人気のライトルビーレッドを継続生産。398cc版ではバーニッシュブルーが廃止され、新たにパラキートイエローが追加された。

なお、CB400FOUR-Ⅰはコンチネンタルなムードを持ち、コーナリングを初めとしてスポーツ走行が楽しめるフラットハンドル。CB400FOUR-Ⅱはオーソドックスなスタイルでロングツーリングに適し、市街地走行など低速時の取り回しも容易なスタンダードハンドルを採用している。

398cc版のホンダCB400FOUR-Ⅰ。Ⅰはスポーティなフラットハンドルを採用。ハンドル幅は705mm、ハンドル高は約40mm。
写真はライトルビーレッド。
ホンダCB400FOUR-Ⅱ。Ⅱはアップ型のスタンダードハンドルを採用。ハンドル幅は780mm、ハンドル高は約111mm。
写真は398ccとなって追加された新色のパラキートイエロー。

ホンダCB400FOUR 主要諸元

※カッコ内は398cc版のFOUR-Ⅰ・Ⅱ
全長x全幅x全高:2050mm x 705mm x 1040mm
ホイールベース:1490mm
シート高:1355mm
排気量:408cc(398cc)
エンジン形式:空冷4ストロークOHC8バルブ直列4気筒
内径x行程:51.0mm x 50.0mm(51.0mm×48.8mm)
圧縮比:9.4:1
最高出力:37ps/8500rpm(36ps/8500rpm)
最大トルク:3.2kg-m/7500rpm(3.1kg-m/7500rpm)
始動方式:セル・キック併用
変速機:6速リターン式
サスペンション:前 テレスコピック式 後 スイングアーム式
ブレーキ :前 油圧式シングルディスクブレーキ 後 ドラム
乗車定員:2人
燃料タンク容量:14L

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