北海道から九州までの16地点をめぐる壮大なアドベンチャーツーリングラリー|「にっぽん応援ツーリング2022」のスタートイベントが開催

日本全国をくまなくツーリングして、東西南北の極点到達を目指しながら、ボランティアなどで社会の役に立つ。そんなスローガンのもとにスタートしたのが​THE ROUND 4 POLESアドベンチャーツーリングラリーです。2022年は4月29日から10月31日が開催期間となっていて、5月1日、山梨県山中湖交流プラザきららにおいてスタート式となるキックオフイベントが開催されました

前日のキャンプイベント参加組を含め全国各地から100台が出発していった

 日本本土4極点(東端、西端、南端、北端)、さらにそれを北海道、本州、四国、九州というエリアごとの4極点に分けた16極点制覇。これを指標に全国をツーリングしながら、各地に設けられた「道の駅」や、ボランティア活動を目的とした「地域応援スポット」を巡りポイントを獲得していく新しい形のツーリングラリーとしてスタートしたTHE ROUND4POLES。ラリーといっても競うのではなく、自分のペースでムリなく旅を楽しみながら社会貢献するのがにっぽん応援ツーリングの主旨です。2022年のスタートを切るキックオフイベントが、山梨県の山中湖交流プラザきららで開催されました。

  スタートセレモニー当日はあいにくの空模様となってしまいましたが、前日のキャンプイベントに参加した約50名を含めて、札幌、岩手、福島、広島、大分、熊本など全国各地からおよそ100台の参加車両が集まり、10月31日までの半年間にわたる社会貢献のツーリングラリーのスタートを切りました。

  カウントダウンまでの間には中央のステージ上で、風間晋之介さん、下川原リサさんのMCによってトークショーが行われました。山中湖村の高村正一郎村長の挨拶に始まり、主催者で冒険家の風間深志さんはじめ、ゲストである旅のレジェンドライダー加曽利隆さん、4極四天王でタレントの福山理子さんらがツーリングの楽しさや心得などを軽妙なトークで披露。経験に基づいた旅の極意にみな真剣に耳を傾けていたのが印象的でした。また、地球元気村キャンプ場の魅力について語った今井美希さんからはTシャツ争奪じゃんけん大会なども行われ、会場は大いに盛り上がりを見せました。

  トークショー終了後はいよいよスタート。ゼッケンナンバーの若い順に参加者一人ひとりが紹介され、パラソルガールの福山理子さん、今井美希さん、そして会場にいたすべての人に見送られて、風間晋之介さんのカウントダウンの合図によってラリー形式のスタートスタイルで1台ずつ旅立っていきました。

トークショーのゲストのひとりである加曽利隆さんは、ご存知ツーリングのレジェンドライダー。
キャンプの魅力を語った地球元気村の今井美希さんからは、特製Tシャツが提供され、急遽、争奪じゃんけん大会が行われた。
参加者一人ひとりが紹介され、旅への想いを語ってからラリー方式で1台ずつスタートしていく。
女性ライダーの参加も少なくない。やはりだれでも参加できるSSTRの影響があるのかもしれない。
主催者でもある風間深志さん。SSTRの開催と並行してにっぽん応援ツーリングも行っている。
ステージイベントのMCは、ダカールライダーで俳優の風間晋之介さんと、クロスカブで日本1周したバイクタレントの下川原リサさんが務めた。
4極四天王でタレントの福山理子さんと今井美希さんはスタートのパラソルガールも務めていた。
参加車両は千差万別。大型アドベンチャーツアラーからスーパーカブ、スクーターまでまさしく自分スタイルで参加していた。

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著者プロフィール

栗栖国安 近影

栗栖国安

TV局や新聞社のプレスライダー、メーカー広告のモデルライダー経験を持つバイクジャーナリスト。およそ40…