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ホンダ ヴィジョン110は2012年に登場した、ヨーロッパ市場をメインに販売される小型スクーター。8.7馬力を発揮する環境性能の高いeSPエンジンは、空冷4ストローク単気筒SOHC 2バルブ109.5ccのロングストローク型(ボア径47.0mm×ストローク長63.1mm)を搭載。
ブレーキはフロントがディスク式で、リアはドラム式。大径ホイールはフロント16インチ、リア14インチの異径サイズに設定。国内ではヴィジョン110をベースに、フロントのみ14インチに小径化した“日本仕様”の「Dio(ディオ)110」も発売中だ。
フロントホイールを14インチに小径化した、国内で発売中のDio(ディオ)110
国内で発売中の原付二種スクーター・Dio(ディオ)110。ヴィジョン110のフロントホイールは欧州車ならではの大径16インチだが、Dio110は14インチに小径化して、取り回し性能や渋滞路での機敏性などをアップ。
なお、Dio110はフロントホイール径を除き、フレーム、外装、109.5ccのeSPエンジン(最高出力8.7馬力)、足周り等は基本的にヴィジョン110と同じ仕様。
ホンダVision 110 2023年モデル(欧州仕様車)
マットスーツブルーメタリック(新色)
パールジュピターグレー(新色)
パールジャスミンホワイト(継続色)
マットギャラクシーブラックメタリック(継続色)
ホンダVision 110 2023年モデル(欧州仕様車) 主要スペック
全長×全高×全幅:1,925mm × 686mm × 1,115mm ホイールベース:1,280mm 最低地上高:175mm シート高:785mm 車両重量:100kg 乗車定員:2人 最小回転半径:1.8m フレーム形式 アンダーボーン キャスターアングル:26° 30 トレール:71mm エンジン型式:空冷4ストローク単気筒SOHC 2バルブ 総排気量:109.5cc 内径×行程:47.0mm×63.1mm 圧縮比:10.0 最高出力:6.4kW[8.7PS]/7,500rpm 最大トルク:9.0N・m[0.92kgf・m]/5,750rpm 定地燃費値:54.5km/litre 燃料供給装置形式:電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)> 始動方式:セルフ式 点火装置形式:フルトランジスタ式バッテリー点火 燃料タンク容量:4.9L 変速機形式:無段変速式(Vマチック) ブレーキ形式:前 油圧式ディスク 後 機械式リーディング・トレーリング 懸架方式:前 テレスコピック式(インナー径Φ31) 後 ユニットスイング タイヤ:前80/90-16 後90/90-14