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日光国立公園は四季折々楽しめる観光地としてはあまりにも有名。ツーリングには気温の低い冬は避け、お勧めできるのは春から秋が良い。バイクで走ること、操縦することそのものが好きなライダーなら、道中にある「いろは坂」を走り抜けるのも楽しみのひとつ。登りと下りとで完全に一方通行化されており、タイトコーナーの連続を対向車の心配をしないでコーナリングが楽しめる、安心感の高い快適なワインディングロードです。
今回、座標点と住所で示すポイントは「第二いろは坂」を駆け上がり、一方通行が終了して対面交通となって突き当たる丁字路(二荒橋前・国道120号線)を右折して400mほど行った右手にある「県営華厳の滝第二駐車場」。有料駐車場(2輪車は¥100-)ですが、公共トイレやレストランもあるので、一旦休憩を挟んだり、華厳の滝や白雲の滝の見学にも好都合。そのまま進めば「第一いろは坂」で日光方面へ下る一方通行が始まる手前に位置しています。
東京の新宿を起点にし、東北自動車道と日光宇都宮道を使うと片道約170km。日帰り予定でも無理のない距離でしょう。日光インターチェンジを出て東照宮や周辺の観光スポットに立ち寄るのもお勧め。そこからは国道122号線で「細尾大谷橋」交差点へ。ここを直進し左手に大谷川と並走する国道120号線を3分ほど進めば、公共トイレもある「馬返」に到着。その先から「第二いろは坂」(登り路)が始まります。ちなみに「細尾大谷橋」交差点を左折してそのまま国道122号線を進むと約16kmで足尾に行けます。
さて、「県営華厳の滝第二駐車場」を後にしたら、中禅寺湖畔を通る国道120号線を沼田方向へ抜けると良いでしょう。北方向へ湖畔から外れるとすぐに「竜頭の滝」そして開放的な景色が堪能できる「戦場ヶ原」を抜けられる。途中を右折して山王林道(舗装路)を行けば「光德牧場」も近い。120号を進めば「湯滝」、「湯の湖」を経て奥日光湯本温泉の源泉も。まさに観光地ならでは、見どころは豊富に揃っています。
さらに進めば「金精峠」を超えて菅沼や丸沼を経て尾瀬市へ抜けられる。そして沼田市からは関越自動車道でサクっと帰路に着くことができるのです。もちろん逆回りコースもあるし、「第二いろは」と「第一いろは」を楽しむのも良いですね。
日光周辺を堪能するツーリング。天気が良ければ満足度満点の1日になることは間違い無いでしょう。
涼しげな高原の地を行く爽快感。
栃木県日光市中宮祠2479 (東武日光線「東部日光」駅から車で約30分/約17km)
有名な華厳の滝以外にも見どころが沢山ある。
日光市公式観光WEBサイト
URL:nikko-kankou.org