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ベース車両:ドゥカティ モンスター900(1994年モデル) 製作:46works
ヨコハマ・ホットロッド・カスタムショー(HCS)ではBMWモトラッドカスタムでおなじみのカスタムショップ「46works」。今年はドゥカティ モンスター900をベースに、1970年代に人気を博したドゥカティ750Sをイメージしたカスタムを展示した。
現代ではレッドカラーのイメージが強いドゥカティだが、1970年代のモデルはシルバーカラーがメイン。外装類はアルミ素材の地肌を活かしたワンオフとし、ガソリンタンクとシートカウルにはクリア仕上げを実施。ガソリンタンクはレトロな形状のロングタイプ、シートカウルはカフェレーサー風のフォルムにデザイン。
フレームはネック位置を10mm程度前に移動し、キャスター角を1°寝かせるとともに、ガソリンタンク固定部のトラス形状を変更するなど、前半分を新たに製作。これによりハンドリング特性の向上に加え、タイヤ径拡大時(同車は17インチから18インチに大経化)のエンジンと前タイヤのクリアランスを確保。なお前後ホイールはキャスト型からスポーク型に変更し、ホイール径は17インチから18インチに拡大。
ノーマルのマフラーは、前後不等長のエキパイをクロスさせた2本出しタイプだが、このカスタムは2in1の集合タイプを採用。エキパイ部が虹色に輝くマフラーは、ハンドメイドの手曲げで製作。アールのきつい個所は輪切りパイプを溶接にて接続している。
ベース車両:ドゥカティ スクランブラー(2022年モデル) 製作:Wedge MOTORCYCLE
アップハンドルを装備したトールスタイル(背の高い)のスクランブラーを、ロー&ロングのスポーティーなスタイルにカスタマイズ。フレームワーク、外装、フロントフォーク、前後ホイール、前後タイヤ、マフラーなどを変更し、躍動感ある外観に仕上げている。
前後フェンダーはレス化して軽快なイメージを演出。ダブルディスクのフロントブレーキは、高性能なブレンボ製4POTラジアルキャリパーを導入。複雑なアールを描く美しいエキゾーストシステムにも注目。