ドゥカティ・スクランブラーに新型登場! さらにカッコ良くなりました !? 【ドゥカティジャパン】

国内のデザインシーンを牽引する注目のユニット「GOO CHOKI PAR(グーチョキパー)」によるオリジナルデザインのスクランブラー・アイコン。このマシンは10台限定で抽選発売される。購入希望者は下記「ドゥカティジャパン」に要問い合わせ。
昨年2022年11月7日、イタリアのドゥカティは同社のイベント「ドゥカティワールドプレミア2023 エピソード7」において、新型の「スクランブラー」を世界初公開。NEWモデルとなる「アイコン」「フルスロットル」「ナイトシフト」の3モデルを発表して話題を呼んだ。新型の3モデルは2023年10月14日、国内で待望のデリバリーを開始。これを記念し、ドゥカティジャパンは今各界で活躍するデザインユニット「GOO CHOKI PAR(グーチョキパー)」によるオリジナルデザインのスクランブラー・アイコンを初公開。このマシンは限定10台で抽選発売される。
REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke)
ドゥカティジャパン https://www.ducati.com/jp/ja/
ロンチパーティーで初披露される、『GOO CHOKI PAR(グーチョキパー)』による独自デザインのスクランブラー記念モデル。

ドゥカティジャパンは2023年10月25日(水)、新型スクランブラーの国内発売開始を記念し、ロンチ(英語で「出発・発進する」「立ち上げる」「発表する」などを意味する)パーティーを都内の『東京タワー内 RED TOKYO TOWER』で開催した。

会場にはドゥカティジャパン社長のマッツ・リンドストレーム氏。またドゥカティのイタリア本社から、スクランブラー担当のプロダクトマネージャー、カノーザ・ロッコ氏も登壇。新型スクランブラーの魅力に加え、日本市場への期待と抱負を語った。

パーティーでは新型スクランブラー3モデル(下記参照)を展示。またオリジナルの衣料品や雑貨を販売する大手アパレルショップ「BEAMS」プロデュースによる、スクランブラーをコーディネイトする豪華なバイカーズファッションショーを開催。各モデルに合わせた個性的なウエアを次々に披露した。

パーティーには今回のキャンペーンをプロデュースした今注目のデザインユニット『GOO CHOKI PAR(グーチョキパー)』も登場。目玉としてグーチョキパーによるペイント&デザインにアレンジされた「スクランブラー・アイコン」が初公開された。「時間をかけて試行錯誤した結果、随所にスクランブラーに相応しい、遊び心を盛り込んでみた(グーチョキパー)」という同車は、限定10台で抽選発売される。

※10台限定車購入希望者はドゥカティジャパンに要問い合せ https://www.ducati.com/jp/ja/

国内でのスクランブラー成功を願って乾杯する、ドゥカティジャパン社長のマッツ・リンドストレーム氏。
会場にはドゥカティのイタリア本社・スクランブラーのプロダクトマネージャー、カノーザ・ロッコ氏も駆け付けた。

ドゥカティ スクランブラー・アイコン 限定10台仕様

デザインユニット「GOO CHOKI PAR(グーチョキパー)」によるペイント&デザインにアレンジされた「スクランブラー・アイコン」。
国内のデザインシーンを牽引する注目のデザインユニット「GOO CHOKI PAR(グーチョキパー)」。

※10台限定車の購入希望者はドゥカティジャパンに要問い合せ https://www.ducati.com/jp/ja/

世界が注目するドゥカティの新型「スクランブラー」は、ココがポイント!

NEWモデルとなるスクランブラーは、「アイコン」「フルスロットル」「ナイトシフト」の3モデル。最大出力53.6kW(73ps)/8250rpm、最大トルク6.7kgm/7000rpmを発生する空冷4ストロークL型2気筒2バルブ803ccエンジンは、ドゥカティ伝統のデスモドロミック・バルブ駆動システムを採用。

フルLEDの灯火類、コーナリングABS、トラクションコントロール、シフトアップ&シフトダウンに対応したクイックシフターも装備済みだ(標準グレードの「アイコン」はオプション設定)。

ミッションはスポーティな6速リターン式とし、「ナイトシフト」と「フルスロットル」にはクイックシフターも標準設定済み(スタンダード版のアイコンはオプション設定)。また、シフトドラム動作部にはベアリングを導入し、よりスムーズで正確なシフトを可能にした。

前モデルに比べ、2023年モデルはシリーズ3モデルとも、車体重量を約4kg軽量化して扱いやすさを向上。新設計のホイールは、フロント18インチ、リア17インチの異型サイズに設定。フロントフォークとリアショックは前モデルと同様、倒立型フォーク&モノショック型が採用されている。

2023年モデルは、車体を傾けた状態でのブレーキング時にグリップコントロールが可能な「デュアルチャンネル・コーナリング ABS」を新採用。

4段階設定+解除も可能な「トラクションコントロール」。通常走行に適した“Road”と、濡れたアスファルト路面の走行に特化した“Wet”の2種類から設定することができる「ライディングモード」も新たに導入された。詳しくは下記リンクページを参照。

スクランブラーの標準モデル|ドゥカティ スクランブラー(アイコン)……127万8000円(税込)

新型のフラットシート(シート高795mm)により、ワンランク上の乗り心地を実現したスクランブラーのスタンダードモデル。2人乗り時の快適も追求。
燃料タンクカバーは標準カラーとカバーキットの全9色からセレクト可能。

前後スポークホイールを装備したカフェレーサースタイル|ドゥカティ スクランブラー(ナイトシフト)……147万5000円 (税込)

レーシーでエレガントなテイストを持ったデザインが特徴。フラット型ハンドルバー、バーエンドミラーなどを装備。前後ホイールはスポーク型を採用。フロントフェンダーはショートタイプを導入。

シリーズ中もっともスポーティ|ドゥカティ スクランブラー(フルスロットル)……147万5000円 (税込)

「アイコン」よりも低いハンドルバー、レッドのホイールタグ、オイルパンガード、フロントショートフェンダー、テールフェンダーレスなど、レーシングムードを漂わせ、真のトラッカーらしいキャラクターを演出。
レッドGP19とダーク・ステルスの専用カラーリング、シャープなシートグラフィック、また象徴的な「62」番を冠した新しいサイドパネルを採用。
Termignoni製のサイレンサーが、スプリンターとしての存在感をアピール。

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