転売注意! 「ホンダ ゴールドウイング」などが買取価格高騰中

バイクパッションの調査によると、2023年および2024年モデルの一部バイクが新車よりも高額で取引されているという。これにはいくつかの要因があり、特にロシアでは、輸入規制が影響して一部のモデルが市場に出回らず、その結果として高値で取引されることがある。また、国内では供給が限られているため、特定のバイクの需要が供給を上回ることがあり、これが買取価格を押し上げている。

ロシアでオートバイの需要が高まる

2025年2月現在、円安により日本の中古バイクが海外市場で割安感を持つことから、特にロシアなどの市場で需要が高まっており、中古バイクの買取価格が新車価格を上回るケースが増えている。特に注目されているのが、現行モデルのバイクの中で、業者間オークションにおける取引額が新車価格を超えることがあるという現象だ。

バイクパッションの調査によると、2023年および2024年モデルの一部バイクが新車よりも高額で取引されているという。これにはいくつかの要因があり、特にロシアでは、輸入規制が影響して一部のモデルが市場に出回らず、その結果として高値で取引されることがある。また、国内では供給が限られているため、特定のバイクの需要が供給を上回ることがあり、これが買取価格を押し上げている。

2023年モデルの「ゴールドウイングツアー」がその一例であり、希望小売価格が315万円のところ、業者間での取引価格は360万円となり、価格が45万円上昇している。これは、同モデルが国内市場での供給が少ないため、特に海外での需要が高まっていることに起因している。

また、2025年モデルの「R1300GSアドベンチャー」も新車価格より高く取引されており、303万円から347万円へと値上がりしている。これも、海外市場での需要と供給のバランスに関係していると考えられる。

このように、現在の市場では特定のバイクモデルが新車価格を超える買取価格で取引されているため、所有者にとっては絶好の売却時期が訪れているといえる。

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