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ロイヤルエンフィールド・Bear 650…99万0000円

ロイヤルエンフィールドは、新型スクランブラー「Bear 650」を日本市場に導入することを発表した。4月以降にロイヤルエンフィールド正規販売店で販売開始予定。価格は99万円(税込)からとなる。


1960年代のレースから着想

このモデルは、1960年のカリフォルニアで開催された「Big Bear Run」でのエディ・モルダーの勝利から着想を得ており、INT 650をベースに開発された。「Bear 650」は、ヘリテージ・スクランブラーのスタイルと情熱を融合させ、650cc並列2気筒エンジンを搭載して直感的な走行感を提供する。日本国内では、4月以降にロイヤルエンフィールド正規販売店で販売開始予定で、メーカー希望小売価格は税込990,000円からとなる。
「Bear 650」は、1960年の「Big Bear Run」で最年少チャンピオンとなったエディ・モルダーのスタイルを反映しており、堅牢なエンジニアリングと独特なスクランブラーの美しさを兼ね備えている。このモデルは、ライダーの直感や自己表現を刺激し、新たな冒険へと誘う存在となる。
ロイヤルエンフィールドのアジア太平洋市場担当責任者、アヌージ・ドゥア氏は、「ロイヤルエンフィールドは豊かな伝統と独特な魅力を持つモーターサイクルで知られています。『Bear 650』は、1960年の『Big Bear Run』で生まれたエディ・モルダーの伝説からインスピレーションを得ており、本格的なスクランブラーの精神とDNAを体現しています」と述べている。
エンジンはトルクを増強

「Bear 650」は、650cc並列2気筒エンジンを搭載し、最高出力47 bhp(34.6 kW)/7,250 rpm、最大トルク56.5 Nm/5,150 rpmを発揮する。他のツインモデルと比較して、中速域のパワーが向上しており、2 INTO 1排気システムによりトルクが増強され、幅広いパワーバンドを実現している。コンパクトなシングルサイレンサーは、重量を軽減し、スクランブラーの美しさを高めている。
デザイン面では、レトロな雰囲気の分厚いタイヤ、四角いトレッドブロック、スクランブラーシート、2 INTO 1排気システム、リアループ、競技用ゼッケンボード、高い地上高など、スクランブラー本来の要素が取り入れられている。カリフォルニアの活気あるカルチャーから生まれた5つの印象的なカラーリングが用意されており、1960年代のカリフォルニア砂漠レースの精神とスタイルを体現している。
「Bear 650」は、強固なシャーシを採用し、フロントにはトラベル量130mmのショーワ製USDビッグピストンフォーク、リアにはトラベル量115mmのショーワ製ツインチューブRSUを装備している。184mmの最低地上高、フロント19インチとリア17インチのデュアルパーパスタイヤの組み合わせにより、本格的なスクランブラーの外観とグリップ力を実現し、軽度のオフロード走行能力も備えている。
最新のUIを導入

最新の装備として、トリッパーダッシュと呼ばれる新しいTFTディスプレイが搭載されており、移動中でも簡単に情報を確認できるシンプルなユーザーインターフェースと操作性を備えている。ブラックアルミニウムのスイッチキューブとジョイスティックにより、トリッパーダッシュのスムーズで直感的な操作が可能となっている。
ロイヤルエンフィールドは、1901年の創業以来、美しいオートバイを作り続けている最も古いモーターサイクルブランドであり、ユニークで個性的なモダンクラシックバイクで知られている。インドのチェンナイに製造拠点を構え、世界中のライダーに刺激的で魅力的なモーターサイクルを提供している。
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