“M”を冠したハイパースポーツ「BMW・M1000RR」日本公開【大阪モーターサイクルショー2025】

BMW・M1000RR…384万9,500円〜

BMWは、日本導入予定の超高性能SS「M 1000 RR」を「大阪モーターサイクルショー」で日本公開した。

価格は、スタンダードモデルが384万9500円、Mコンペティション・パッケージ装着車が448万8500円となっている。全国のBMW Motorrad正規ディーラーにて予約注文の受付を開始しており、納車開始は本年夏頃を予定している。 

最高218PSのエンジンを搭載

このモデルのエンジンは、999ccの水冷4ストローク並列4気筒エンジンを搭載し、最高出力218馬力(160kW)を1万4500rpmで発生する。最大トルクは113Nmを1万1100rpmで発揮し、最高回転数は1万5100rpmに達する。可変バルブタイミング機構「BMW ShiftCam」を採用し、低中速域から高回転域まで優れたパワーデリバリーを実現している。 

エアロダイナミクスとデザイン

新型M 1000 RRは、風洞実験とロードテストを重ね、エアロダイナミクスを徹底的に最適化している。新設計のフェアリングとMウィングレットを装備し、高速走行時のダウンフォースを増加させ、コーナリング時の安定性を向上させている。これにより、最高速度は従来の306km/hから314km/hへと向上している。

シャシーとサスペンション

アルミ製のブリッジフレームを採用し、倒立フォークとフルフロータープロキネマティクスを備えたリアサスペンションを装備している。これにより、サーキット走行における高いパフォーマンスと、スポーティなライディングに適したハンドリングを実現している。 

特別装備とMコンペティション・パッケージ

M 1000 RRには、標準モデルに加え、Mコンペティション・パッケージが用意されている。このパッケージには、Mビレットパッケージ、Mカーボンパッケージ、軽量スイングアーム、Mエンデュランスチェーンなどが含まれ、さらなる軽量化とパフォーマンス向上を図っている。

新型M 1000 RRは、BMWの最新技術と情熱を結集したスーパースポーツモデルであり、サーキットから公道まで、あらゆるシーンで卓越したパフォーマンスを発揮するだろう。

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