TRIUMPH ROB NORTH TRIDENT(トライアンフ ロブノース トライデント)

車両展示協力:ブリティッシュビート/テリー仲神

ダンロップがリリースするロングセラータイヤ「TT100」。ダンロップがこのタイヤの前身となる「K81」を発売したのは1968年。翌1969年、レーシングライダーのマルコム・アップヒルは、「K81」を履くトライアンフ・スクラストンボンネビルを駆り、マン島TTレースに参戦。750ccプロダクションクラスで、史上初の平均ラップ100.37mph(160km/hオーバー)を記録し、劇的な優勝を果たした。

この記録を記念して、当時のダンロップはK81の製品名をTT100に変更。以降、TT100は、トライアンフを筆頭とする多くの英国車に標準装備。同時に世界中のレーシングライダーとスポーツ指向のライダーから、絶大なる支持を集めた。

写真は空冷4ストローク3気筒OHV750ccエンジンを搭載した、「TRIUMPH ROB NORTH TRIDENT(トライアンフ ロブノース トライデント)」という、知る人ぞ知る貴重な超お宝ビンテージモデル。同車は1970年から1972年までの3年間、デイトナ200レースにおいて、『打倒・ホンダCB750FOURレーサー』を掲げて投入された、トライアンフの伝説的なワークスレーサー。 ※写真の車両はロケットハーフカウル等々、各部をカスタマイズ

軽自動車やコンパクトカーなど四輪では当たり前の3気筒だが、今も昔も大型バイクの4ストロークエンジンは、2気筒と4気筒がメイン。バイクの3気筒エンジン搭載車は稀有な存在だ。

しかしトライアンフを始め、国内メーカーではヤマハ(1970年代に発売したGX750等)が昔から3気筒モデルを開発・発売。現在でもトライアンフはスピードトリプルシリーズ、ヤマハはMTシリーズやXSRシリーズなどの3気筒モデルを積極的にリリース中。

写真のトライアンフ ロブノース トライデントは、前後に18インチのスポークホイールを採用。タイヤは前後ともTT100を履き、サイズはF4.10H18 4PR、R4.25/85H18 4PR(64H)を選択。

“ポップ・ヨシムラ”が手掛けた世界初の集合管を装着したホンダ ドリームCB750FOURレーサー。1986年デイトナ&8耐出場のヨシムラスズキGSX-R750もあり|モーターサイクルショー2024

「ヨシムラジャパン」は真夏の祭典・鈴鹿8耐レースや米国・デイトナ200マイルレースなどの活躍でも有名な、世界に名を馳せる国内屈指の名門バイクパーツメーカー。東京モーターサイクルショー2024の「ヨシムラジャパン」ブースでは、貴重な世界初の集合マフラー装着車であるレース仕様のホンダ ドリームCB750FOUR改。また1986年にデイトナ200マイルで辻本聡が駆り、鈴鹿8耐で3位を獲得したヨシムラワークスマシン・ヨシムラスズキGSX-R750が展示された。 PHOTO/REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki) ヨシムラジャパン https://www.yoshimura-jp.com/

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共通プラットフォームでロードスターのトライデント660、クロスオーバーのタイガースポーツ660、ミドルウエイトスポーツのデイトナ660を展開するトライアンフ。中でも人気のタイガースポーツに「800」が加わった。プラス138ccから最高出力は何と42%もアップしている。その狙いを確かめるべくじっくりと試乗した。 REPORT●大屋雄一(OYA Yuichi) PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke)

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