デイトナ、マエヒロシェルターに新サイズ「MID」を追加|原付バイクも収納可能な広大な前室空間を実現

人気のマエヒロシェルターに新サイズ「MID」が登場

株式会社デイトナ(静岡県周智郡森町)は、累計出荷数1,000個を超える人気の「マエヒロシェルター」に、新サイズ「MAEHIRO SHELTER MID(マエヒロシェルター ミッド)」を追加し、販売を開始した。この新モデルは、ユーザーからの「より大きなテントに装着したい」との要望に応え、従来モデルの快適性を維持しつつ、サイズアップを図った製品である。

大型テントとの連結で広大な前室空間を提供

「マエヒロシェルター MID」は、既存のテントに後付けすることで、ファミリーテントのような広大なリビングスペースを提供する。高さ95~150cm、幅220cmまでのテントに適合し、マエヒロドーム・PLUSやマエヒロドームDUO、キャンパルジャパン製DAYTONAロゴ入りST-Ⅱ(ステイシーツー)などにも装着可能である。これにより、ソロキャンプでも広々とした前室空間を確保できる。

原付バイクの収納も可能なサイズアップ設計

サイズアップにより、原付バイクの収納も可能となった。例えば、ハンターカブ125のような車両の出し入れがスムーズに行える設計となっている。ただし、すべてのオートバイが収納できるわけではないため、事前に車両サイズの確認が必要である。また、風速7m以上での使用は危険なため、控えるよう注意が促されている。

軽量コンパクトでツーリングキャンパーに最適

前方のパネルはキャノピーとしても使用可能で、市販のポール(推奨長さ175cm程度)を使用することで、さらに空間を拡大できる。カラーバリエーションは、自然に馴染みやすいフォレストカーキとコヨーテの2色を用意。収納寸法は48×φ15cm、重量は約1.6kgと軽量コンパクトで、荷物を少なくしたいツーリングキャンパーに最適な設計となっている。

収納袋には夜間の視認性を高めるリフレクタープリントが施され、パルステープ付きでパッキング性にも優れている。フライシートには耐水圧3000mmのリップストップナイロン20Dを使用し、表面は耐久性の高いシリコンコーティングが施されている。また、ポールには強度が高く軽量なアルミ合金(A7001)を採用している。

「マエヒロシェルター MID」は、2025年4月25日から5月31日まで、クラウドファンディングサイトMakuakeにて先行受注を開始する。All-in方式で行われ、目標金額に達しなくてもすべての支援者にMakuake限定価格で提供される予定である。限定セットも個数限定で用意されており、一般販売は6月下旬から7月上旬を予定している。

デイトナは、ツーリングキャンパーのニーズに応える製品開発を続けており、今回の「マエヒロシェルター MID」の追加により、より多くのユーザーに快適なキャンプ体験を提供することを目指している。

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