ハンバーグ師匠のハンターカブ、そのこだわりを解説する。【動画モトチャンプTV】

楽しくなくちゃバイクじゃない! をテーマに毎号カスタムや最新モデルの情報をお届けしている雑誌モトチャンプ。モトチャンプの誌面では伝えきれない情報を動画配信しているのがユーチューブチャンネルのモトチャンプTV。今回はモトチャンプTVのプログラムから、ハンバーグ師匠とのコラボ企画であるハンターカブのカスタムを紹介しよう。

2020年に始動したモトチャンプとハンバーグ師匠のコラボ企画をご存知だろうか。バイク大好き芸人のハンバーグ師匠がホンダCT125・ハンターカブを手に入れカスタムを開始。カスタム内容をモトチャンプとともに進める企画がそれで、連載形式で紹介してきた。でも、その楽しさを伝えるには誌面だけでは限界があるとばかり、無料配信している動画チャンネル「モトチャンプTV」にも進出。今回はハンバーグ師匠自ら出演して、ハンターカブのカスタムを自らも手がけて完成させた姿をお伝えしよう。

ハンバーグ師匠登場!
MC役はモトチャンプ編集長のチャボ。

ハンバーグ師匠とのコラボ企画としては、以前にも「【ハンバーグ師匠コラボ】ハンターカブ新連載企画発進!?」として配信している。その模様も以前の記事でお伝えしたが、今回はさらに進化したハンバーグ師匠のハンターカブを紹介しよう。以前の記事ではソープランドピンクに全塗装されたばかりの状態でお披露目されたが、その後ハンターカブのカスタムはさらに進んでいた。

進化したハンターカブのカスタム!

以前の記事では全塗装されただけだったので基本的にノーマルのままだった。ところがモトチャンプ2021年4月号でもお伝えしたように、すでにこのような状態まで進化しているのだ。今回は動画「【ハンバーグ師匠コラボ企画】ハンターカブカスタム」から、師匠のハンターカブがどう変わったのかパーツごとに紹介しよう。

YOSHIMURA GP-MAGNUMサイクロン

ヒートガードも装着してタンデムもOK!

右側面を見れば一目で変更したことがわかるマフラー。選んだのはヨシムラ製GP-MAGNUMサイクロンでハンターカブのスタイルを崩すことなく、より戦闘力アップを狙うには最適なマフラーだ。ただ、装着しただけの状態でタンデム走行しようとすると、リヤシートに座った乗員の足がマフラーと接触してしまう。そこで今回は同じヨシムラ製のカーボンヒートガードも同時に装着している。これでタンデムシートに安心して座れるし、カーボン製のためルックスも大幅にアップしている。

マフラー出口の角度に注目。

ヨシムラ製マフラーの優れた点は音質や出力特性だけではない。作り込みの美しさももちろんだが、それ以上に使用するライダーへの配慮に事欠かないことが挙げられる。サイレンサーからの出口が角度をつけられ、排ガスの向きを調整している。出口がストレートだとウインカーへ排ガスがかかりススが付着してしまうことを予防しているのだ。細かな配慮がうれしいところといえるだろう。

師匠の表情に注目!

実際にエンジンを始動してスロットルを開くと、会心の音質。どのような音がするかは動画を見ていただきたいが、スロットルを操作するハンバーグ師匠の表情を見ればお察しいただけよう。何しろイイ音なのだ!

ヨシムラマフラーの音を愛車のハーレーと比較する師匠。

エンジンをストップしてファーストインプレッションを語るハンバーグ師匠。あまりの音の良さに感激して、愛車であるハーレーとの比較を語ってくれている。どのような印象だったのかは動画をお楽しみに。

K-SPEED ディアブロ・ダイアモンドパターン

シートもカスタムしている。

続いて紹介しているカスタムポイントはシート。選んだのはK-SPEEDの製品で、その特徴はディアブロ・ダイアモンドパターンと呼ばれるステッチだ。シート表皮がツルンとしているのも悪くないが、ステッチが複数入ることで高級感とクッション性を向上させている。なぜこのシートを選んだのかハンバーグ師匠が語っているのだが、そこにはある大物芸人の影響があったという。はてさて、誰なのかは動画で確認いただきたい。

SP武川・ローダウンリアショックアブソーバー

リアショックもSP武川製に変更している。

リアショックにはSP武川製のローダウンタイプを選んでいる。なぜローダウンさせたかったのかといえば、シート高を下げたかったからとか。なんでも師匠は身長が低く純正のままだと両足がつま先立ちになってしまっていた。そこで足つき性を良くするためにローダウンタイプのリアショックを装着したのだ。これに合わせてフロントフォークの突き出し量を変更して車高を調整。さらにシートも2センチほど低くなるため、足つき性が大幅に改善されたという。具体的な数値やまたがった印象なども語られているので、ぜひ「【ハンバーグ師匠コラボ企画】ハンターカブカスタム」をご覧いただきたい。

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著者プロフィール

増田満 近影

増田満

小学生時代にスーパーカーブームが巻き起こり後楽園球場へ足を運んだ世代。大学卒業後は自動車雑誌編集部…