目次
ディテール解説
光軸を上下段で分けた4灯式LEDヘッドランプはレブルと同じ部品が流用されている。
14本スポークタイプのアルミキャストホイールは19インチサイズ。ダンロップ製110/80RのTRAILMAX MIXTOURを履く。ブレーキキャリパーはNISSIN製2ピストンのピンスライド式を装備。
搭載エンジンは基本的にレブル250と共通と思われる。少なくとも外観とマウント具合は同じである。水冷DOHC4バルブ単気筒の249cc、カムチェーンは右側にレイアウトされている。
スイングアームピボット部直後を立ち上がるアップマフラーを装備。楕円の断面形状とデュアル排気口が採用されている。
丸形スチールパイプ製スイングアームと黒い2本ショックが採用されたリアサスペンション。
油圧ブレーキキャリパーはNISSIN製シングルピストンのピンスライド式。タイヤサイズは150/70R-17。
ごく一般的なパイプアップハンドルを装備。メーターやステアリングのトップブリッジ、ウインカーステー共々ブラックアウトされている。
レブルと同じ液晶表示式の丸型ワンメーターを装備。
リヤフェンダーにマウントされたテールランプまわり。レブル系の部品が活用されている。
CL250のエンジン・サウンド♪
ホンダ・CL500
CL500についても、詳細説明はない。しかしEICMA出展車両発表時のプレスリリースで少しだけ記されていたのは、欧州でも人気のCMX500 Rebelのエンジンを搭載。つまりダイヤモンドフレームに搭載されているのは、水冷DOHC4バルブの直(並)列2気筒。ボア・ストロークは67×66.8mmというほぼスクエアの471ccエンジンである。出力とトルクのスペックデータはほぼ共通ながら、吸排気系および燃料噴射制御ECUの専用設定と、2次レシオの変更で、総減速比が低く設定され、スロットル操作に鋭く反応するハイレスポンスを発揮。
φ41mmのフロントフォークはストロークに余裕を持たせリヤにはプリロード調節式ショックアブソーバーを採用。前19、後17インチサイズのホイールにはブロックパターン調のダンロップ製TRAILMAX MIXTOURチューブレスラジアルタイヤが装着されている。
果たして現在に蘇ったCLブランドが、どのような人気を獲得するのか。CL250と共に、デビューが楽しみな存在である。
右サイドカムチェーン方式の水冷DOHC4バルブ2気筒エンジン。
レブルと比較すると、ステップ位置はスイングアームピボットよりも後方に移設されている。
主要諸元
データ未公表