ベース車は何? ダックスではありません! ハラペコモータースが製作した超絶チョッパー系4MINI【HCS】

2022年12月4日(日)にパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催された日本最大級のカスタムカー&カスタムバイクイベント「ヨコハマ・ホットロッド・カスタムショー(HCS)」。第30回を迎える同イベントには、ビルダーたちが手掛けたハイレベルな作品が集結。ここではHCSの常連ショップであり、ペイントのエキスパートでもあるハラペコモータースが手掛けたCDカスタムをご紹介しよう。
REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
ハラペコモータース https://tadao736.wixsite.com/harapeko
イベント主催:ムーンアイズ https://www.mooneyes.co.jp/

ベース車両:ホンダ CD50 製作:ハラペコモータース

CD50純正のTボーン型プレスフレームをメインに、ロングタイプのワンオフスイングアーム等を導入してロー&ロングスタイルを獲得。
リジッド式のフロントフォークは、パイプを駆使した美しいデザインのワンオフ。写真右側は取り外した専用シート。
メインフレーム部に妖艶なブラックのデザインを盛り込むなど、素人には真似の出来ない高度なペイント術を投入。
テール部には大容量のアルミ製ガソリンタンクや、豪快にカチ上げたシーシーバーをレイアウト。
1970年(昭和45年)に登場したホンダのロングセラーモデル・CD50。伝統の横型49ccエンジンを搭載。写真は1998年モデル。

ハラペコモータースは埼玉県川口市にあるカスタムペイントショップ。カブカスタムを得意とする同ショップは、長年「谷内自動車工業所」として自動車の板金塗装業務も遂行。ハラペコモータース名義での、HCSの出展歴が長いのも特徴だ。

今回、ハラペコモータースが出展した最新のカスタムは、ダックスのチョッパーカスタムをイメージして作られた、CD50ベースの作品。メインフレーム部には薄いブラックのデザインを施すなど、塗装のエキスパートならではの美しいカラー&デザインに仕上げられている。

車体はCD50純正のTボーン型プレスフレームをメインに、パイプを駆使したワンオフのフロントフォーク、ロングタイプのワンオフスイングアームをコーディネイト。前後のショックはリジッド式とし、地を這うようなロー&ロングスタイルを演出。

シートは前方に行くほど細身になる、フレームとの相性をとことん吟味した、ステッチ入りのロングシートを採用。ロングタイプのエアファンネルや、豪快にカチ上げたシーシーバーなど、細部までこだわり抜いたカスタマイズが導入済みだ。

“ハンバーグ師匠”のCTハンターカブのペイントも担当したハラペコモータース。詳しくは下記参照!

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