モリワキの代名詞!伝統の“モナカ”サイレンサーを装備したCT125ハンターカブ用マフラー|「MONSTER FullExhaust SUS」

ロードレースでも活躍するバイクパーツメーカー「モリワキエンジニアリング」。同社の代名詞とも呼ぶべき製品は、モナカ型のサイレンサーを採用したエキゾーストシステム。写真はモリワキ伝統のモナカサイレンサーが導入されたホンダ・CT125ハンターカブ用の高性能マフラー「MONSTER FullExhaust SUS」。安全性と快適性の向上を目指し、ヒートガードが新たに装備された。
REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
モリワキエンジニアリング https://www.moriwaki.co.jp/

モリワキ MONSTER FullExhaust SUS……6万9300円(税込) 商品コード:01810-D21S8-00

適合車種:ホンダ CT125ハンターカブ(2BJ-JA55) ※23年モデル(8BJ-JA65)適合モデルは現在開発中

モリワキの代名詞ともいえる“モナカ”マフラーとは?

モリワキエンジニアリング(以下モリワキ)の「モナカマフラー」といえば、同社の代名詞ともいえる独自形状のサイレンサーを装備した人気のエキゾーストシステム。プレス加工により、2枚の金属板にアール状(凹状)の立体感を形成。出来上がった2つの金属の内部に消音装置を内蔵し、2つの金属を筒状に合体させて溶接にて接合。製法やフォルムがお菓子の最中(もなか)に似ていることから、このサイレンサーを採用したエキゾーストシステムは「モナカマフラー」と呼ばれる。

モリワキのモナカマフラーは、同社の創世記からレースマシンに導入されて大活躍。レースシーンで培ったテクノロジーは市販用マフラーにも投入され、モリワキのモナカマフラー=スポーツマフラーの定番として定着。モリワキではその後も様々なNEWマフラーが登場したが、モナカマフラーは現在でも根強い人気を誇っている。

モナカサイレンサーを模したケースの中に、本物の最中をセットした「モリワキ 最中 5個入 モンスターボックス」。最中の皮はもち米、中身は粒あん。価格は3300円(税込)。受注生産。ONLINE SHOPにて限定販売。

コンセプトは「伝統と革新」。性能アップと歯切れの良いサウンドを実現!

写真は「伝統と革新」をコンセプトに、ホンダ CT125ハンターカブ用(2BJ-JA55)として設計された、モナカ型サイレンサーを採用した「MONSTER FullExhaust SUS」。

サイレンサーはCT125ハンターカブにマッチする、オールドスタイルのアルミモンスターモナカを復刻。遮熱チャンバーを備える2重管ミドルパイプを組み合わせることで、懐かしくもありながら最新のフォルムを演出。アルミモナカサイレンサーが奏でる、歯切れの良いサウンドも大きな魅力だ。

ミドルパイプのポイントは、ガスポートを連想させる排熱スリットがフロントからの走行風を取り入れ、エンジンから伝わる熱を効率よく放熱してくれること。MONSTER FullExhaust SUSは低速域のレスポンスアップに加え、全域でのパワーアップを実現したことで、発進時の加速や悪路でのコントロール性を向上している。

追加標準装備となったヒートガードは、運転者及びパッセンジャーがもっとも接近するエリアを三重構造でガード。また、遮熱とエアの導入を兼ねる形状とし、ヒートガードにも排熱スリットを配して放熱性と軽量化を実現している。

適合車種は20-22年モデルのホンダ CT125ハンターカブ(2BJ-JA55)。新型の23年モデル(8BJ-JA65)適合マフラーは現在開発中だ。

【主要諸元】
適合車種:ホンダCT125ハンターカブ
適合年式:2020-2022
適合型式:2BJ-JA55
材質:パイプ/ステンレス、サイレンサー/アルミニウム
カラー:SUS(ステンレスポリッシュ)
車検:政府認証
排気ガス試験結果証明書:あり
インジェクション:純正状態
エンジン仕様:純正状態
排気音量:近接:85dB/加速:75dB
商品重量:3.4kg
オイル交換:〇
オイルフィルター交換:〇
センタースタンド:〇
注意点:
※他社製品との同時装着は未確認のため保証対象外となります。
※設計変更のため、在庫無くなり次第01810-D21S8-01に移行致します。

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