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タイの急成長メーカーであるGPXは以前からアンダーボーンフレームのビジネスバイク、POPz125を生産して日本国内へもGPXジャパンにより輸入販売されてきた。レッグシールドを備えるスタイルや横型単気筒エンジン、自動遠心クラッチによるロータリー式4速ミッションなど、日本のスーパーカブとほぼ同じ車体構成を採用。これはタイだけでなくアジア圏でいかにスーパーカブが人気モデルで、すでにコミューターとして定番になっていることを示している。
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POPz125の後継車として発売されたPOPz110は、エンジン排気量が109ccへ下げられた。吸気系はフューエルインジェクションを採用しているが、最高出力などは未公表表。始動方法はセル・キック併用だ。
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車体サイズは全長1880mm・全幅745mm・全高1070mmでシート高が760mm。車両重量は99kgだから、ほぼスーパーカブと同じ感覚で乗れそう。しかしビジネスバイクとは一線を画したポップなカラーリングは大きな特徴だ。写真の赤のほかにグリーンやイエロー、シルバーとブラックが用意されている。
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前後に17インチのキャストホイールを採用する足回りでは、フロントにディスクブレーキ、リヤにドラムブレーキを装備。リヤキャリアがない代わりにタンデムシートが標準装備される。跳ね上がったデザインのタンデムシートは簡単に脱着できるので、キャリアを装着することもできそうだ。
スーパーカブと似て非なるPOPz110の気になるお値段は28万7000円(税抜)。スーパーカブ110よりちょっとだけ高いけれど、個性をアピールしたいなら注目してみるべき存在だ。
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