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「より遠くへ!」をイメージさせる新型日産リーフの戦略 グランドツーリング仕様の日産リーフは電気自動車を日常の馴染ませるそんな一台だ【東京オートサロン2018】

  • 2018/01/14
  • MotorFan編集部
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グランドツーリングを標榜する、新しい性能をアピール

“ NISSAN LEAF Grand Touring Concept ”というネーミングを見て、「あれっ?」と思った方がいらっしゃるかもしれない。Grand Touring(グランドツーリング)とは、遠くまで一気に走りきるようなクルマによる移動のしかたをイメージさせるものだ。

100%電気自動車を謳う日産リーフは、そういった使い方には馴染まないんじゃないのか……、ついついそう考えてしまっても不思議ではない。つまりは1回の充電で走れる距離の問題だ。

けれど、昨年9月にフルモデルチェンジを行い、航続距離400kmへと飛躍的に伸びたことで、日産リーフの可能性は広がった。それを多くの人に伝えたいという願いが、このカスタマイズモデルのネーミングに込められているように思える。

街中の移動手段から、休日のレジャーのお供もできるEV

週末に郊外などへのロングドライブで快適なツーリングカーに仕立てたという日産リーフ・グランドツーリングコンセプトは、ボディラッピングによってブラック&マットシルバーのツートンカラーに変身。

さらにオーバーフェンダーやシャークフィンアンテナなどの専用エクステリアパーツをまとい、レイズ製のGram Lights AZURE 57ANA 19インチホイールを装着することでロー&ワイドなスタイリングを印象づけている。

一方、インテリアはブラックの内装色にアクセントを加えて上質でスタイリッシュかつ洗練された空間を演出。内外装ともにアグレッシブさを前面に押し出すというよりは、上質感が漂い、快適なロングドライブを想起させる仕立てとなっているところが好印象だ。

あなたのお好みはNISMO、それともGTバージョン?

日産ブースには、実はもう一台、リーフが展示されている。

“LEAF NISMO Concept”である。

エアロパーツなど専用のエクステリアが与えられ、これまた専用サスペンションや高性能タイヤなどを採用するNISMOバージョンはなんともアグレッシブだ。市販化を望む声も多いが、それとは一線を画するイメージでまとめられたGrand Touring Conceptもなかなか魅力的。

ワインディングに持ち込みたくなるNISMO Conceptとハイウェイクルーズが似合うに違いないGrand Touring Concept。彩り豊かな2台の提案に、電気自動車はどんどん当たり前になっていくんだなぁ、なんて感じてしまった。

2018年1月12日:TASUG(東京オートサロン非公式ガイド)