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弱点の航続距離や充電の問題もこれで解決! インフラ整備で電動バイクが便利になる! キムコの電動バイクソリューションiONEXに注目!【東京モーターサイクルショー2018】

  • 2018/03/25
  • MotorFan編集部
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スポーティなスクーターで人気のキムコのブースでは電動バイクのコンセプトモデルが展示中。しかも、公共充電インフラの整備も視野に入れた意欲的な試みだ。(PHOTO&REPORT:石川順一)

キムコのブースで新型の電動スクーターを発見。美女の笑顔と近未来を感じさせるクールなデザインが気になって近づいてみると、自販機のような不思議な展示が傍らにあった。

なんとこれは電動スクーター用の交換バッテリーが備えられたバッテリーステーションなのである。台湾では政府の後押しもあり、公共施設やガソリンスタンドなど、スクーターが数多く立ち寄る場所に設置される予定だという。もし実現すれば、ステーションを経由していくだけで、航続距離の心配はなくなる。

今のところバッテリーの対応は同時展示の電動スクーターのみのようだが、バッテリーから充電設備までを含んだプラットフォームとして確立することで、普及を目指しているという。

車体にケーブルをつなぐほか、室内でも専用のクレードルを設置することで充電できる。取り外し可能なバッテリーは片手で持てるので、あまり苦労することなく持ち運べそうだ。

バッテリーの内蔵方法もよく考えられている。iONEXのキーシリンダー近くのボタンを押すと、フットボードが開いてバッテリーボックスがオープン。抜き差しするだけで簡単に交換できるだけでなく、二個まで設置が可能だ。バッテリーサイズもメットインに入るくらいなので、予備も持ち運べるなど、電動バイクで一番ネックなバッテリーの心配をことごとくクリアしているのだ。

このほかキムコブースでは最新のスポーティスクーターAK550をはじめとする既存のラインナップに加え、三輪スクーターのコンセプトも展示中。特にAK550ではスマホと連動してメーター上にナビを表示する機能が体験できるので、購入の際の参考にしてみるといいかもしれない。

■キムコブース
西3・4ホール 3-02