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AUDI A5 Sportsback
エクステリアはシャープで都会的に
次期型「アウディA5 アバント」はすでにカモフラなしでの走行が確認されているが、「A5 スポーツバック」のプロトタイプにはボディ全体にカモフラージュ柄が施されている。それでも、アバント同様に細く幅広になったハニカム構造のフロントグリルが採用されているのが分かる。また、スポーティなカーブを描くルーフラインと大きなテールゲートが印象的なデザインがされている。
スリムなテールライトは、細いイルミネーションバーでつながっているように見える。全体的に、シャープで洗練された都会的な雰囲気が感じられる。
インテリアにも最新の機能を搭載
新型アウディA5は、コクピットのデザインもQ6 e-tronとの共通点を多く盛り込んだまったく新しいものになるだろう。操作系は中央のタッチスクリーンとコンパクトなデジタルメーター、ヘッドアップディスプレイに集約され、音声によるコントロールも進化したものになると思われる。
新しいPPCプラットフォームを採用
次期型「アウディ A5」は、縦置きエンジン車用の「PPC(Premium Platform Combustion)」と呼ばれる新プラットフォームをベースに開発されている。PPCは、VWグループの現行モデル「アウディ A6」や「ポルシェ カイエン」、「フォルクスワーゲン トゥアレグなど」が採用するモジュール式縦置きプラットフォーム「MLB evo」をさらに発展させたものである。
すべてのパワーユニットがハイブリッド化
新型A5に搭載されるエンジンは2.0 TSFIと2.0 TDI、つまり4気筒ターボエンジンが中心となると予想する。詳細は分かっていないが、現在の仕様では150~265HP(ガソリン)と136~204HP(ディーゼル)を発生し、Sトロニック(DCT)が組み合わされる。
次期型A5ではプラグインハイブリッドも登場する。2.0TFSIとトランスミッションに組み込まれたモーターの組み合わせで、電動走行可能距離は約100kmと推測する。そのほかのモデルは、すべてスタータージェネレーターを備えたマイルドハイブリッドとなる見込みだ。3.0リッターV6 TDI も継続使用され、「RS」に搭載されると見られる。