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LAMBORGHINI Huracán Successor
闘牛にちなんだモデル名か?
「ガヤルド」、「ウラカン」と歴代のベビーランボには闘牛にちなんだ名が与えられており、この後継モデルも伝統を引き継ぐと思われる。ランボルギーニは、欧州連合知的財産局にメキシコ産の雄牛に由来する「Temerario」(テメラリオ)の商標を申請した。これが新型車に採用されるという根拠ははないが、有力候補と言えるだろう。
レヴエルトに通じるイメージのボディデザイン
撮影に成功したプロトタイプでは、レヴエルトに通じる低くてワイドなボディシルエットが確認できる。スリムなヘッドライトとバンパーの四隅にある大きなインテークもレヴエルトをイメージさせるが、ユニークな六角形のLEDシステムがこのプロトタイプに個性を与えている。またダブル バブル ルーフやドア後部のエンジンへの通気口が確認できる。
リアでは、初めて量産型と思われるLEDテールライトが露出している。バンパーにはマルチ ファン ディフューザー、テールライトの間にはスリムなエキゾーストパイプが配置されている。ボディには、レヴエルトと同じ軽量構造を使用すると思われるが、コスト削減のため炭素繊維をあまり多くは使用せず、代わりにアルミニウムを選択したと言われている。
パワートレインは最高出力900PS超に?
「アウディR8」と共有した自然吸気V10エンジンとは決別し、トリプルモーターを備えたV8を搭載することが発表されている。発表によるとレッドゾーンは10000rpmで、7000rpmに達するまでターボは作動しないという。このエンジンに、レヴエルトと同様の8速DCTを組み合わせると伝えられている。先代最高峰グレードの「ウラカンSTO」は最高出力640PSを発揮したが、この後継モデルではシステムで900PS超となることもわかっている。
早ければ、8月にアメリカで開催される「ペブルビーチ コンクール デレガンス」でデビューする可能性もある。遅くとも、年内には登場するだろう。