【スクープ!】 次期型「メルセデス・ベンツ EQC」プロトタイプを撮影

【スクープ!】 次期型「メルセデス・ベンツ EQC SUV」のプロトタイプを北欧で目撃

次期型の「メルセデス・ベンツ EQC」が雪の北欧でテスト走行を行った。
次期型の「メルセデス・ベンツ EQC」が雪の北欧でテスト走行を行った。
メルセデス・ベンツの電動SUV、「EQC」次世代型のプロトタイプをカメラが捉えた。極寒のスカンジナビアで捉えたテスト車両には、厳重なカモフラージュが施されていた。

MERCEDES-BENZ EQC

より滑らかな印象を与えるエクステリア

流れるように滑らかなラインが印象的な次期型「メルセデス・ベンツ EQC」。

次期型の「メルセデス・ベンツ EQC」プロトタイプは、ボディ全体がラッピングされており造形の詳細をはっきり確認することはできない。しかしながら、「EQE SUV」や「EQS SUV」など、最近のEQモデルのデザインに共通する流れるようなラインを踏襲している印象を受ける。ホイールベースの延長もしくはルーフラインの傾斜によって、現行モデルよりも滑らかに見える。

開発初期のプロトタイプ

厳重なカモフラージが施されていることからも、まだ開発の初期段階にあることがうかがえる。

フロントバンパーは他のEQモデルで見慣れた滑らかな丸い形状ではないが、これはカモフラージュパネルによるものと思われる。サイドを写した写真からは、ドアハンドルがフラッシュタイプなのがわかかる。LEDテールライトはダミーコンポーネンツを使用していることから、このプロトタイプがまだ開発の初期段階にあると言えるだろう。

EV専用プラットフォームを採用する次期型

次期EQCはEV専用の新しいプラットフォームを採用する。

EQCは、実質的に「GLC」のEVバージョンとして2018年に登場し、同ブランド初の電動SUVとなった。現行モデルはICE向けのプラットフォームを流用しているが、この第2世代にはEV用に開発された「MB.EA」プラットフォームが採用される。

EV専用のプラットフォームは、小型から大型のEVに合わせて拡張可能な柔軟性をもっている。また、バッテリースペース、ハンドリング、乗員と荷物のためのスペースなどが最適化されている。

EQCからEQC SUVに名称変更

「EQC セダン」の登場も予想され、次期型は「EQC SUV」と呼ばれることになるだろう。

新型EQC SUVのワールドプレミアは、2025年と予想されている。次世代モデルでは「EQC セダン」も登場するため、現行の「EQC」から「EQC SUV」に改名し「EQE SUV」の下に配置されることが濃厚だ。

「メルセデス・ベンツEQC」の次期型プロトタイプがウインターテストを行う様子を捉えた。

【スクープ!】 次期型「メルセデス・ベンツEQC」はセダンとSUVの2モデルが登場する?

メルセデス・ベンツは、第2世代のBEV開発に取り組んでいる。現行の「メルセデス・ベンツEQC」が、次期型ではEQC SUVとなると見られている。一方、今回目撃されたセダンタイプのこのEQCプロトタイプは、実質的にCクラスのEVバージョンとなると予想される。

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石川 徹 近影

石川 徹