「メルセデス・マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズ」の販売開始は2025年春

マイバッハを名乗るSL「メルセデス・マイバッハ SL 680  モノグラム シリーズ」がワールドプレミア【動画】

「メルセデス・マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズ レッド・アンビエンス」のエクステリア。
ラグジュアリーを極めたオープンスポーツ「メルセデス・マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズ」がワールドプレミア。2025年春から欧州で販売をスタートする。
メルセデス・ベンツは、オープンエアスポーツ「SL」をベースに開発された「メルセデス・マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズ」をワールドプレミア。メルセデス・マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズは、2つの異なるデザインを纏った「レッド・アンビエンス」と「ホワイト・アンビエンス」を展開する。

Mercedes-Maybach SL 680 Monogram Series

レッドとホワイトの2トーンを展開

「メルセデス・マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズ」のワールドプレミアイベント。
メルセデス マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズは「レッド・アンビエンス」と「ホワイト・アンビエンス」を展開。ワールドプレミアイベントに、マイバッハ担当責任者を務めるダニエル・レスコーと、メルセデス AMGのマイケル・シーべCEOが登壇し、アンベールを行った。

「メルセデス マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズ」は、マイバッハブランド史上、最もスポーティなモデルとして開発された。エクステリアとインテリアには、マイバッハ・パターンが採り入れられ、専用コーディネートされたカラーとマテリアルが導入された。販売時には異なるテーマで仕立てられた「レッド・アンビエンス(Red Ambience)」と「ホワイト・アンビエンス(White Ambience)」をラインナップする。

メルセデス マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズは、ユニークな2トーンカラーが特徴。レッド・アンビエンスは、マニュファクチャー・ガーネット・レッドメタリック、オブシディアン・ブラックメタリック、ホワイト・アンビエンスは、マニュファクチャー・オパライト・ホワイトマグノにオブシディアン・ブラックメタリックが組み合わせられた。

鮮やかなレッドとエレガントなホワイトは、どちらも官能的な美しさをたたえながら、同時に軽やかさを体現。また、カスタマーの要望に応じて他のエクステリアカラーを選択することもできる。インテリアには、サスティナブルな工法で鞣されたクリスタルホワイトのマニュファクチャー・エクスクルーシブ・ナッパレザーと、輝くシルバークロームのトリムパーツが奢られた。

メルセデス マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズは、2025年春から欧州で販売を開始し、他の市場にも順次導入される予定だ。メルセデス・ベンツ・グループAGのメルセデス・マイバッハ担当責任者を務めるダニエル・レスコーは、マイバッハに追加された2シーターオープンについて次のように説明を加えた。

「私たちのカスタマーは特別な存在を愛しています。メルセデス・マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズは、究極のオープンエアの歓びを提供する、スポーティな2シーターモデルです。ダイナミックなドライビング体験と、メルセデス・マイバッハが誇る優れたクラフトマンシップ、精緻なデザインディテール、上質な素材など、すべてを兼ね備えています」

ハンドメイドのブラックボンネット

「メルセデス・マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズ ホワイト・アンビエンス」のエクステリア。
ハンドメイドでマイバッハ・パターンを組み込んだ、オブシディアンブラックのボンネットもオプションで用意されている。

フロントセクションは、クローム仕上げのラジエーターグリルの輪郭にイルミネーションが施され、専用の「MAYBACH」レタリングが精緻に組み込まれた。ボンネットには、直立したメルセデスのスリーポインテッドスターと、その中心に沿ってフロントからリヤまで走る美しいクローム仕上げのフィンがあしらわれている。

エクスクルーシブ感を高めるため、グラファイトグレーのマイバッハ・パターンを組み込んだオブシディアンブラックのボンネットも用意。この工程は非常に複雑で、一部はハンドメイドで製作される。まず、ボンネットにベースコートを塗り、手作業でサンディング、そこにマイバッハのロゴパターンがプリントされる。ボンネットはクリアラッカーでコーティングされ、あらためて手作業でサンディング、最後にさらにクリアラッカーで仕上げられる。

ヘッドライトは、ローズゴールドの上質なアクセントを追加。専用のフロントスカートは、横長のエアインテークでワイド感を強調する。ウィンドスクリーンのフレームは輝くクローム仕上げとなり、シルクラッディングにもクロームのインサートが施された。足元には5ホールデザインか、マルチスポークデザインの21インチ軽量鍛造ホイールが装着される。

遮音性の高いソフトトップはライトブラックのファブリック製、マイバッハ・パターンがアンスラサイトでさりげなくあしらわれた。リヤにはマイバッハ・シグネットをあしらったテールライト、クロームトリム付きの専用リヤスカートとディフューザー、水平バーを備えたテールパイプトリムが奢られる。

シート後方には、エアロダイナミクスレベルを大幅に向上させるダブルスクープが配置され、個性的なエクステリアをアピール。このダブルスクープは、ボンネットのクロームフィンとともに、特にソフトトップを下ろしたときに、エレガントでスポーティなサイドセクションを実現している。

ホワイト・ナッパレザーが奢られたインテリア

「メルセデス・マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズ レッド・アンビエンス」のインテリア。
インテリアは、サスティナブルな工法で製造されたクリスタルホワイトのナッパレザーが贅沢に奢られ、美しく輝くシルバークロームが組み合わせられた。

インテリアは、サスティナブルな工法で鞣されたクリスタルホワイトのナッパレザーが、ラグジュアリーな雰囲気を演出。ドアパネル、センターコンソール、マイバッハ専用のコンフォートシートにも、このナッパレザーが採用された。また、シート表皮には新たにフローラルデザインのステッチが施されている。

シート後方のスペースもホワイトのナッパレザー仕上げ。亜鉛メッキ仕上げのシートバックレストとシルバーのクロームトリムがホワイトのレザーコンポーネントと印象的なコントラストを生み出している。

フルデジタルのメーターディスプレイと電動調整式センターディスプレイには、マイバッハ専用のスタートアップアニメーションとディスプレイスタイルを導入。ステアリングホイール、ステンレス製ペダル、ステンレス製ドアシルトリムも、マイバッハ専用デザインとなる。

パワーユニットは、最高出力430kW(593PS)、最大トルク800Nmを発揮する4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。9速AT(9Gトロニック・オートマチック・トランスミッション)に、インテリジェントに4輪を駆動する「4MATIC+」が組み合わせられる。0-100km/h加速は4.1秒、最高速は電子リミッターで260km/hに制限される。

メルセデス・マイバッハ SL 680  モノグラム シリーズを動画でチェック!

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…