フェルナンド・アロンソが「アストンマーティン ヴァルキリー」を購入

F1王者アロンソに「アストンマーティン ヴァルキリー」納車でこの笑顔「この日をずっと楽しみにしていた」

現在、アストンマーティンからF1に参戦するフェルナンド・アロンソの元に、ハイパースポーツ「ヴァルキリー」がデリバリーされた。
現在、アストンマーティンからF1に参戦するフェルナンド・アロンソの元に、ハイパースポーツ「ヴァルキリー」がデリバリーされた。
アストンマーティンは、アストンマーティン・アラムコ・F1・チームに所属するフェルナンド・アロンソに「ヴァルキリー」が納車されたことを発表した。アロンソは、アストンマーティンのパーソナライズ部門「Q by Aston Martin」と共に、自身専用のヴァルキリーを完成させている。

Fernando Alonso
×
Aston Martin Valkyrie

F1マシンをイメージしたエクステリア

フェルナンド・アロンソと「アストンマーティン ヴァルキリー」。
F1マシンの「AMR24」をイメージ。アストンマーティン・レーシンググリーンに、AMRサテンライム・グラフィックのコントラストが組み合わせられた。

2024年9月4日、アストンマーティンからF1グランプリに参戦するフェルナンド・アロンソの元に、公道走行可能なF1マシンとして開発された「アストンマーティン ヴァルキリー」がデリバリーされた。「Q by Aston Martin」と共にアロンソ専用の内外装に仕上げられたヴァルキリーを、モナコの自宅で受け取ったアロンソは、その後、モンテカルロの市街地をドライブしている。

アロンソのヴァルキリーは、F1マシン「アストンマーティン AMR24」からインスピレーションを得て、アストンマーティン・レーシンググリーンのサテンペイントをチョイス。コントラストを効かせた専用の「AMRサテンライム・グラフィック」を施し、史上最高レベルのエアロダイナミクスを強調している。

ルーフ、エンジンカバー、ロワエアロはネイキッドカーボンファイバー製、ノーズにはチタン製アストンマーティン・ウィングス・バッジを装着。リヤセクションには特注の「CAUTION HOT」グラフィックも配置された。

ブラックにAMRライムのアクセント

フェルナンド・アロンソと「アストンマーティン ヴァルキリー」。
コクピットはブラックにAMRライムのアクセントがチョイスされた。自身のこだわりを追求し、「Q by Aston Martin」と共に内外装を作り上げたアロンソ、その出来栄えに大満足の様子だ。

コクピットは、カーボンファイバー製コンポーネントとアルカンターラのブラックに、AMRライムの鮮やかなステッチの組み合わせ。アロンソ自身のロゴマークが、AMRライムでヘッドレストに刺繍された。赤いアルマイト仕上げのアクセルペダルには「14」という数字を配置。これは1996年7月14日に14歳でカートのワールドチャンピオンに上り詰めた、アロンソのレーシングナンバー「14」へのオマージュとなっている。

すべてのヴァルキリーは英国ゲイドンの本社ファクトリーで製造され、専任のプロジェクトデリバリーチームが、特別に設けられたヴァルキリー専用生産エリアで納車まで一貫して製造を管理する。 熟練した技術者チームが150台をハンドメイドで製造し、1台あたり2000時間以上の工数が費やされるという。

モナコの自宅において、自身専用のヴァルキリーを手にしたアロンソは、次のように喜びを語った。

「この日をどれだけ楽しみにしていたか、言葉にするのが難しいです。ヴァルキリーは、アストンマーティンがサーキットで培ってきた知識と技術を惜しみなく投入した、まさに公道走行可能なF1マシンと言える存在です。『Q by Aston Martin』のチームと協力して内外装を作り上げた、自分専用のヴァルキリーをドライブした瞬間を、この先ずっと忘れることはないでしょう」

38台のみが限定生産される「アストンマーティン ヴァリアント」のエクステリア。

38台限定「アストンマーティン ヴァリアント」をワールドプレミア「フェルナンド・アロンソからオーダーを受け」【動画】

アストンマーティンは、サーキットを強く意識した公道走行可能なスペシャルエディション「ヴァリアント」を発表した。ヴァリアントはフェルナンド・アロンソの依頼を受けて、アストンマーティンのビスポークサービスである「Q by Aston Martin」が開発を担当。全世界わずか38台のみが限定生産され、発表時点ですでにソールドアウトしている。

キーワードで検索する

著者プロフィール

ゲンロクWeb編集部 近影

ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…