【WEC】富士6時間予選で「フェラーリ 499P」50号車が予選7番手

富士6時間予選はトップ7がコンマ3秒差の大混戦「フェラーリ 499P」は50号車がポールから0秒295秒差の7番手タイム【動画】

WEC第7戦富士6時間レースの予選・ハイパーポールが行われ、フェラーリ 499P 50号車が、ポールから0秒295秒差の7番手タイムをマークした。
WEC第7戦富士6時間レースの予選・ハイパーポールが行われ、フェラーリ 499P 50号車が、ポールから0秒295秒差の7番手タイムをマークした。
2024年シーズンのFIA世界耐久選手権(WEC)第7戦「富士6時間レース」の予選・ハイパーポールが、9月14日に静岡県の富士スピードウェイで実施された。シーズン3勝目を狙うフェラーリは、フェラーリ・AFコルセの499P 50号車が、7番手グリッドを確保している。

Ferrari 499P

混戦の予選を戦った3台のフェラーリ 499P

14日に行われた予選セッション、僅差の争いが繰り広げられたハイパーカー・クラスは、1秒差内に14台がひしめく大混戦。フェラーリは、50号車のみがハイパーポールに進出し、51号車が12番手、83号車が13番手グリッドに終わった。
14日に行われた予選セッション、僅差の争いが繰り広げられたハイパーカー・クラスは、1秒差内に14台がひしめく大混戦。フェラーリは、50号車のみがハイパーポールに進出し、51号車が12番手、83号車が13番手グリッドに終わった。

9月14日、真夏のようなドライコンディションのもと行われた、WEC第7戦富士6時間レースにフェラーリは3台の499Pをエントリーした。

ワークスチームのフェラーリ・AFコルセは50号車(アントニオ・フォコ/ミゲル・モリーナ/ニクラス・ニールセン)と51号車(アレッサンドロ・ピエール・グイディ/ジェームス・カラド/アントニオ・ジョヴィナッツィ)、サテライトチームのAFコルセ 83号車(ロバート・クビサ/ロバート・シュワルツマン/イーフェイ・イエ)という3台が、トヨタのホームコースでシーズン3勝目を狙う。

フェラーリ・AFコルセの499Pは、予選セッションにおいてフォコの50号車が7番手タイムの1分29秒510、ジョビナッツィの51号車が12番手の1分29秒772、クビサがアタックを担当した83号車が13番手となる1分29秒829を記録。50号車のみが予選トップ10によるハイパーポールに進出し、この時点で51号車の12番グリッド、83号車の13番グリッドからの決勝スタートが確定した。

厳しいレース展開を予想するフォコ

僅差の戦いとなったハイパーポールを終えたフォコは、決勝レースもライバルに対して厳しい戦いとなることを 予想している。
僅差の戦いとなったハイパーポールを終えたフォコは、決勝レースもライバルに対して厳しい戦いとなることを予想している。

15日に行われる決勝レースのスターティンググリッドを決定するハイパーポールに挑んだ50号車のフォコは1分29秒196までタイムを縮め、ポールポジションを獲得したキャデラックに0秒295秒差まで迫った。この結果、499P 50号車は7番グリッド、4列目から決勝をスタートする。

ハイパーポールセッションもまた、トップ7台がコンマ3秒以内にひしめく大接戦。この中で7番手タイムを記録した50号車のフォコは、次のように予選とハイパーポールを振り返った。

「予選、そしてハイパーポールでも、難しい1日になりました。ここ富士では、ライバル勢が非常に競争力があることが分かっていましたし、レースウイーク開始時点から、フェラーリにとって厳しい戦いになることが予想されていました」

「このスタートポジションは理想的ではありませんが、それでもポジティブな面もあります。チームは素晴らしい仕事をしてくれていますし、プラクティスセッションから499Pは進歩しています。2023年に499Pで初参戦した時を振り返ると、大きな進化を果たしていると実感しています。決勝の6時間は難しい展開が予想されますが、いつも通り、最善の結果を達成するために全力を尽くします」

WEC「富士6時間レース」のハイパーポールを動画でチェック!

7位からスタートするフェラーリAFコルセ50号車「499P」。

WEC第7戦「富士6時間レース」の予選でフェラーリのハイパーカー「499P」は7位と苦しいスタート

9月13〜15日、富士スピードウェイで開催される2024年シーズンFIA世界耐久選手権(WEC)の第7戦「富士6時間レース」の予選が行われ、ハイパーポールでフェラーリAFコルセ50号車の「499P」が7位。そのほかフェラーリAFコルセ51号車が12位、AFコルセ83号車が13位と決勝に向けて厳しいポジションからのスタートとなった。

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