ジープ ラングラーにコンセプトカーで人気のカラーが登場

「ひと味違うラングラーに乗りたい」とお考えのジープ ラングラーオーナーに朗報? 2023年モデルに「アール」と「リイン」のニューカラーを追加、ただし北米市場

2023年モデルのラングラーに追加された新色「アール(左)」と「リイン(右)」
2023年モデルのラングラーに追加された新色「アール(左)」と「リイン(右)」。
ジープは、ラングラーの2023年モデルに新たなエクステリアカラーを追加した。今回、カラーパレットに登場したのは、クールなグレーの「アール(Earl)」と、限定カラーの「リイン(Reign)」の2色となる。

Jeep Wrangler MY23

コンセプトカーで反響を呼んだ「アール」

標準色に追加された「アール」は、グラディエーター ファーラウト コンセプトで披露され、大反響を呼んだ。
標準色に追加された「アール」は、グラディエーター ファーラウト コンセプトで披露され、大反響を呼んだ。

標準色としてカラーパレット入りした「アール」は、2020年に発表されたグラディエーター ファーラウト コンセプトで初披露。アクアマリンの複雑な色彩からヒントを得たグレーは、2023年のモデルイヤーからラングラーのラインナップに加わった。一方、独特の色気を持つ「リイン」は、2018年モデルのラングラーを最後にカラーパレットから外されており、5年ぶりに限定復活を果たしている。

ジープ・ノース・アメリカのシニア・バイスプレジデントを務めるジム・モリソンは、今回のカラー追加について次のようにコメントした。

「今回追加された『アール』については、グラディエーター ファーラウト コンセプトでデビューした際、大好評を得ました。私たちは、お客様が求めるものを提供するために働いていますし、このカラーのパレット入りは当然と言えます。 一方、『リイン』のような限定色は、刺激的でリアリティがあり、ものすごく目立ちます。多くのエンスージアストの人気を集めることになるはずです」

10月までの限定生産となる「リイン」

2018年以来の復活となった鮮やかなパープルの「リイン」は、2022年10月までの限定生産となる。
2018年以来の復活となった鮮やかなパープルの「リイン」は、2022年10月までの限定生産となる。

ふたつのニューカラーは、現行の「ファイアクラッカーレッド」「ハイベロシティ」「ハイドロブルー」「サージグリーン」「シルバーザイニス」「スティンググレー」「グラナイトクリスタル」「ブラック」「ブライトホワイト」のカラーパレットに追加された。

「アール」は北米市場において「スポーツ」「サハラ」「ルビコン」「4xe」「392」を含む、すべてのラングラーで、2023年モデルからチョイスすることができる。一方、限定生産の「リイン」は、2022年10月までオーダーが可能となっている。

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…