【スクープ!】 アルピーヌA110 のエクストリーム仕様をニュルブルクリンクで発見!

【スクープ!】 空力パーツを装着した究極仕様の「アルピーヌA110」が2024年発表?

ニュルブルクリンクでテスト走行を行うAlpine A110の"エクストリーム"バージョンの撮影に成功!
ニュルブルクリンクでテスト走行を行うAlpine A110の”エクストリーム”バージョンの撮影に成功!
アルピーヌA110の「エクストリーム」バリエーションが、ドイツのニュルブルクリンクで目撃された。関係者によると、標準モデルのA110やGT、R、Sよりもさらにスポーティだという。

Alpine A110 “EXTREME”

正式名称はまだ不明

プロトタイプにはカモフラージュが施されているが、ディテールがよく分かる。
プロトタイプにはカモフラージュが施されているが、ディテールがよく分かる。

ニュルブルクリンクで目撃されたこのモデルの名称は、「アルピーヌ A110」に何らかのアルファベット1文字が追加されることになっているようだ。しかし、それが何なのかはまだ分かっていない。

スパイショットに写っているプロトタイプは、雪の結晶を思わせるデザインが施された迷彩模様のデカールでフルラッピングされている。カモフラージュされてはいるが、ディテールがよく見えるのが興味深い。

空力パーツが目立つプロトタイプ

現在の最強グレードであるA110 Rと比較すると、形状が大幅に変更されたリヤスポイラーが目をひく。また、ガラスから軽量パネルに変更されたと思しきリヤウインドウ中央には、非常にシャープなフィンが追加されているのも特徴的だ。フロントバンパーのサイドには、空力性能向上を狙ったカナードが装着されているのも分かる。そのほか、マグネシウム製ホイールを履くなど、これまでのモデルよりもさらに高いレベルのパフォーマンスがうかがえる。

ついに300km/h超えもありうる?

この仕様で、オーバー300km/hを達成するか?
この仕様でオーバー300km/hを達成するか?

スペックに関する情報は得られていないが、ボディおよびインテリアの軽量化が図られるのは間違いないだろう。さらに、パワートレインの出力向上も期待される。A110 Rでは最高速度が285km/hに制限されているが、300PS仕様の1.8リッター直列4気筒エンジンによって300km/h超えも可能だろう。

A110のもう1つのエクストリーム・バージョンの正式発表は、2024年半ばと予想される。

ボンネットやルーフに麻の繊維を使用した「アルピーヌA110 E-ternite」のプロトタイプ。

アルピーヌ初のEV「A110 E-ternite」のプロトタイプがボンネットやルーフに使用したまさかの天然素材

アルピーヌは、同ブランド初のEV「A110 E-ternite(エテルニテ)」に天然素材を使用したプロトタイプを製作した。カーボンファイバーの代わりにリネン(亜麻の繊維)を使用することで、軽量化と脱炭素化の両立を狙った試みだ。製品化にはまだ時間がかかりそうだが、麻のボンネットやルーフなどがハイパフォーマンスモデルのアイコンになる日が訪れるかもしれない。

最高出力500PSオーバー、大迫力の空力パーツを纏った「アルピーヌ A110 パイクスピーク」。

非公開: 「最も過激なアルピーヌ A110」がパイクスピーク・ヒルクライムに参戦「シャークフィン&分割式大型リヤウイングを装備」

アルピーヌは2023年の「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム(Pikes Peak International Hill Climb)」への参戦を発表。タイムアタック1クラスに投入される、専用開発された「A110 パイクスピーク」を公開した。

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石川 徹 近影

石川 徹

PRエージェンシーやエンジニアリング会社、自動車メーカー広報部を経てフリーランスに。”文系目線”でモビ…