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BMW 2 Series GranCoupe
ボディの流麗なシルエットは維持
コードネームF74と伝えられる新型2シリーズ グランクーペには、デザイン面での進化が感じられる。目撃されたプロトタイプは流麗なシルエットを保っているが、現行モデルに比べてシャープなラインは少ない。インテリアを撮影した写真は入手出来ていないが、BMWカーブド・ディスプレイが採用され、ボタン類が少なくなるだろう。
このプロトタイプには、Mスポーツブレーキに使用される青いキャリパーがフロントに装着されているのが見える。また、マフラーが4本出しになっている点から、スポーティーな上位グレードであることが想像できる。現行の2 シリーズ グランクーペのM235i xDriveでは台形のデュアル・エキゾースト・テールパイプが採用されているため、正式発表時には変更が加えられるかもしれない。
48Vマイルドハイブリッドを採用か?
次世代モデルは、1シリーズ、2シリーズ アクティブツアラーやX1、X2などを支える現行のUKL2プラットフォームの進化版がベースとなると予想される。したがって、駆動方式は基本的にFWDで、一部のバリエーションにAWDが用意されるだろう。
パワーユニットに関する情報は得られていない。現行モデルは、ターボ付きのガソリンもしくはディーゼルエンジンの2タイプだが、次期型では48Vマイルドハイブリッドを採用する可能性が考えられる。
現行のF44型は2019年に正式発表の後、2020年に販売が開始されている。モデルチェンジのタイミングが噂通りだとすると、初代2シリーズ グランクーペは短いライフサイクルで2代目にバトンタッチすることになる。