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SPOFEC Rolls Royce Cullinan OVERDOSE S
716PSを発揮する6.7リッターV12ツインターボ
スポフェックはスーパーラグジュアリーSUVとして唯一無二の存在感を放つ「ロールス・ロイス カリナン」をベース」にアップデートプログラムを発表した。
カリナンの端正なスタイリングに独自のエッセンスを加え、強烈な個性を主張。今回、ノーマル仕様だけでなく、ブラック・バッジ カリナンにも専用のエクステリアキットが用意された。足元にはノビテックでもお馴染みアメリカのホイールメーカー「ヴォッセ(Vossen)」と共同開発した、専用の24インチハイテクアロイホイールが奢られる。
ブラック・バッジ カリナンの6.7リッターV型12気筒ツインターボをベースに、独自のエンジン・アップデートプログラムを開発。スポフェックが誇る「N-トロニック・プラグアンドプレイ・パフォーマンス・モジュール」を装着した。インジェクション&イグニッションに新しいマッピングを導入し、ターボの最大ブースト圧を増加したことで、V型12気筒ツインターボエンジンの最高出力はスタンダード仕様から108PSも向上した716PS、最大トルクを160 Nm増加した1060Nmを実現している。
この結果、2.7tを超える重量級SUVにも関わらず、0-100km/加速4.6秒というスポーツカーにも互する走行性能を獲得。最高速度に関しては、その重量を考慮してベースモデルと同じ250km/hに制限している。
フェンダーフレアにより120mmの拡幅化
芸術作品のように完成されたエクステリアを持つカリナンをベースに、スポフェックのデザイナーはワイドボディキット「カリナン オーバードーズ」を開発。その存在感を維持しながら、よりスポーティかつラグジュアリーなフォルムに仕上げた。OEMレベルの品質、完璧なフィットと表面仕上げを実現すべく、すべてのエアロダイナミクス・コンポーネントは、Pur-R-Rim(ウレタン樹脂)製が採用されている。
フェンダーフレアはフロントが100mm、リヤは120mm拡幅化。専用設計されたロッカーパネルは、前後のフェンダーフレアをシームレスに結びつける効果を持つ。フロントフェイシアはフロントフェンダーフレアと完全に一体化するよう再設計。このフロントスポイラーには高速域においてフロントアクセルのリフト量を軽減する効果も与えられている。リヤセクションには、テールゲートにスポーティなスポイラーリップを装着。純正のリヤバンパーには、レーシングカーを思わせるリヤディフューザーが取り付けられた。
40mmローダウン化された足元に装着されるのは、アメリカのホイールメーカー「ヴォッセ(Vossen)」と共同開発した「SP2」鍛造ホイール。オーバードーズのために専用開発された24インチホイールは、9スポークデザインが映えるよう、ブラックペイントがチョイスされた。洗練されたエクステリアを実現するため、ホイールボルトはセンターカバーによって覆われている。
自由なカスタマイズを楽しめるインテリア
インテリアは、ノヴィテック/スポフェックが展開してきたこれまでのプログラム同様、カスタマーの好みに合わせた、自由なカスタマイズが可能。カリナンの室内に、レザー/アルカンターラ/カーボンなど、様々なカラーや素材を組み合わせることで、よりゴージャスなコクピットを作り出すことができる。