目次
Bentley Design Collaborations
世界的デザイナーとコラボレーション
コンテンポラリーな高級家具を新たな感覚で捉えた「ベントレー・デザイン・コラボレーションズ」は、デザイナーのカルロ・コロンボ、フェデリコ・ペリ、フランチェスコ・フォルチェッリーニとのコラボレーションによって誕生した。
ベントレーホームのデザイナーたちが持てる知識を注ぎ込み、斬新な発想で持続可能な新素材を積極的に採用。ここに職人技と最先端の生産技術を組み合わせ、さらに英国クルーのベントレー・デザインチームと連携し、最高レベルのカスタマイズも可能にした。
ベントレー・デザイン・コラボレーションズの責任者を務めるクリス・クックは、ベントレー・デザイン・コラボレーションズについて、次のようにコメントした。
「2024年の新コレクションの特徴は、躍動感と軽やかさにあります。このコレクションには、快適でエレガントなクラフトマンシップ溢れる、ベントレー独自のデザインDNAをコンテンポラリーな家具に取り入れたいという、デザイナーの想いを込めました。幅広いカスタマイズにも引き続き力を入れていく予定です」
キエーザ宮殿に設けられた「ベントレーホームアトリエ」は、4月16〜21日に一般公開中。さらに年間を通して、予約制での一般公開も予定している。
躍動感と美しいラインを持つデスク
ベントレーホーム初のホームオフィス家具として、フランチェスコ・フォルチェッリーニとのコラボレーションから誕生したのが、「ウィルトン デスク(Wilton desk)」。躍動感とすっきりとした美しいラインを象徴するデザインと、曲線のディテールに息づくクラフトマンシップの絶妙な融合が特徴となる。
デュアルシェル構造を採用し、展開するとトップパネルの下部に引き出しが出現する。ベース部分へとシームレスに続くスレンダーなラインが軽やかな雰囲気を演出し、流線形のデザインに濃淡の効いた仕上げが組み合わせられた。ミラノデザインウィークではカスタマイズ仕様の「Dark Shadow」を施した「Liquid Amber」と、「Deep Ocean」を施した「Warm Grey Fiddleback Sycamore」のデスクが展示されている。
洗練されたデザインと美しく堂々とした佇まいにベントレーらしさが感じられる「ボリントン オフィスアームチェア(Bollington office armchair)」も、フォルチェッリーニのデザイン。背もたれは三次元的な曲線を一枚の面で表現し、ウィルトン デスクとのバランスを考えたミニマルなデザインが採用された。座面から立ち上がり、左右へ水平に延びて形作られたアームレストは、ウィルトン デスクの有機的なフォルムを反映している。
自動車から着想を得たラインを採用
フェデリコ・ペリがデザインしたモジュール式ソファの「ロフタス ソファ(Loftus sofa)」。彫刻のようなラインと有機的な形状に、ペリらしい洗練されたアプローチが活かされている。浮かんでいるようなクッションが軽やかさを演出し、シートに一体化されたサイドテーブルがその感覚をさらに強調。サイドテーブルは大理石と革張りから選択可能で、サイドテーブルが生み出す美しい層の重なりには、遊び心が込められた。
リブ状のテクスチャーや斜めにカットされたエッジ部分など、自動車デザインから着想を得たラインを導入。幾何学的で躍動感に満ちた左右非対称のルックスを作り出している。背面のパネルは、優美で心地よいソファを包み込むように配置。マテリアルには、オープンポア仕上げの上質なウッドパネルが採用された。
カルロ・コロンボは「チルトン アームチェア&チルトンチェア(Chilton armchair and chair)」をデザイン。しなやかで包み込むような曲線が、シートから床まで途切れない輪郭を作り出す。アウターのレザーシェルにウッドパネルをあしらった躍動感のあるデザインが、自動車との強いつながりをアピールする。
コロンボによる「ラングポート ベッド(Langport bed)」はベントレーホームを代表する家具のひとつ。外側パネルはカスタマイズの仕上げを施したウッドパネルと黒のラッカーを組み合わせることができるほか、レザーやファブリックで仕上げることも可能だ。
また、ヘッドボードはファブリック、レザー、サステナブルレザーから選択することもできる。このパネルは「ストライプダイヤモンド」模様にメタルインレイがあしらわれた。洗練されたリーディングライトがヘッドボードにシームレスに組み込まれ、柔らかな光で最高のリラクゼーションを演出する。