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Volkswagen Golf GTE
ゴルフ GTIを上まわるパフォーマンス
フォルクスワーゲンは、最新のプラグインハイブリッド・パワートレインを搭載した「ゴルフ GTE」と「ゴルフ eハイブリッド」に改良を施し、ヨーロッパ市場において販売をスタートした。
ゴルフ改良新型に搭載される新型プラグインハイブリッドドライブは出力が向上。1.5リッター直列4気筒ガソリンターボエンジン(1.5 TSI evo2)に、新開発の19.7kWh容量のバッテリーと電気モーターが組み合わせられ、6速DSG(DCT)を介して前輪を駆動する。
最高出力272 PS(200 kW)発揮するゴルフ GTEは、同時発表された新型ゴルフ GTI改良新型を凌ぐパフォーマンスを実現。ベーシックモデルのゴルフ eハイブリッドは快適性を重視し、最高出力204PS(150 kW)のプラグインハイブリッドシステムを搭載した。
EVモードにおける最大航続距離はどちらモデルも100kmを大幅に上まわり、ゴルフ GTEは131km、より高効率なゴルフ eハイブリッドは143kmというEVとしても使用できるレベルの航続距離が確保された。
また、今回の改良新型から、電気モーターとICEを組み合わせたハイブリッドモードで、1000kmという最大航続距離を実現した。充電はDC急速充電機能が導入され、最大50kWの急速充電ステーションにも対応。家庭用ウォールボックスを含め、その他のAC充電ポイントで最大11kW(従来型は3.6kW)での充電が可能になった。
最新のインフォテインメントシステムを搭載
ゴルフ GTEのインテリアは、チェック柄のプレミアムスポーツシート、レザーマルチファンクションスポーツステアリングホイール、高品質ダッシュパネル&フロントドアパネルが標準搭載され、スポーツモデルであること明確にアピールする。
一方、ゴルフ eハイブリッドは、エレガントな「スタイルトリム」をチョイス。アートベルベットカバー付きのスポーツコンフォートシート、ドライバーズシートに14ウェイ電動調整機能、30色のアンビエントライトなどが標準搭載される。
「デジタルコックピットプロ」と「ディスカバーメディアナビゲーション」を標準装備。12.9インチ独立型タッチディスプレイを導入し、インフォテインメントシステムは「Ready 2 Discover」が導入された。
エクステリアカラーは従来の11色に4色の新色「クリスタルアイスブルーメタリック」「アネモネブルーメタリック」「オイスターシルバーメタリック」「グレナディラブラックメタリック」が追加された。GTEはボンネット下部に専用のブルートリムストリップが入り、ディフューザー上部にクロームトリムを導入。また、オプションとしてブラックルーフが用意された。