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AUDI A6 Avant e-tron
洗練されたデザインのエクステリア
フロント部分で目立つのは、上下2分割されたヘッドライトユニットとその間の密閉型グリルだ。また、バンパー下部の大きな吸気口とその両側に設けられた角ばったエアカーテンも確認できる。
サイドミラーはカメラを使用したデジタルに変更されるとともに、ドアハンドルも空気抵抗を意識したデザインが採用されている。そのほか、流れるようなルーフラインや上方に盛り上がったリヤフェンダーなど、サイドビューは非常に洗練された印象を受ける。
リヤは、スリムなテールライトとスポイラーに囲まれたウィンドウが独特の雰囲気を醸し出している。また、高い位置まで跳ね上がったディフューザーと曲線的なバンパーも印象的だ。
3つのディスプレイ?
インテリアを写真に収めることはできなかったが、キャビンは「Q6 e-tron」と共通となる可能性が高い。11.9インチのデジタルメータークラスターと14.5インチのインフォテインメントシステムおよび10.9インチの助手席ディスプレイが装備されて登場するかもしれない。
最高出力は400PSオーバー
次期型A6アバント e-tronはまったく新しいPPEプラットフォームを採用する。パワートレインもQ6 e-tronと同じだとすれば、100 kWhのバッテリーと280kW(380PS)を発生するデュアルモータークワトロシステムを搭載する。Q6の場合、1回の充電当たりの航続距離はWLTPサイクルで約600kmとされている。
一方、A6 e-tronのコンセプトモデルは、デュアルモーターによる全輪駆動システムが最高出力350kW(476PS)、最大トルク800Nmを発揮。また、WLTP航続距離は700kmを超えると言われた。まだ不明な点は多いが、答えは比較的近いうちに得られそうだ。