【輸入コンパクトSUV比較】新型「MINI カントリーマン」と定番「メルセデス・ベンツ GLA」の差とは？

輸入コンパクトSUVのなかでも、特に人気が高いのが「MINI クロスオーバー」だ。クロスオーバーは2023年に欧州で新型が発表され、2024年春に「カントリーマン」というグローバルネームで日本へ導入されることが明らかとなっている。そこで、生まれ変わったカントリーマンと、同じく日本で人気の高い輸入コンパクトSUVである「メルセデス・ベンツ GLA」をスペック面から比較してみよう。

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MINI COUNTRYMAN
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MERCEDES-BENZ GLA

SUVらしいスタイルのカントリーマン、スタイリッシュなGLA

ガソリンエンジンを搭載したもっともベーシックなモデル同士のボディサイズを比べると、カントリーマンの方がほんのわずかに大きいことがわかる。実際に両車のエクステリアデザインを見ると、SUVらしいスクエアなシルエットを持つカントリーマンと、流麗かつ都会的なGLAという対比を見ることができる。

ちなみに、GLAに「AMGラインパッケージ」を装着すると、ボディサイズはさらにワイド＆ローへと変化し、両車のキャラクターの違いはさらに強調されることになる。

MINI カントリーマン C

ボディサイズ=全長4445mm×全幅1845mm×全高1660mm
ホイールベース=2690mm
車両重量= –
タイヤサイズ=205/65R17

メルセデス・ベンツ GLA180

ボディサイズ＝全長4415mm×全幅1835mm×全高1620mm
ホイールベース＝2730mm
車両重量＝1510kg
タイヤサイズ=235/55R18

ベースグレードのエンジンスペックはカントリーマンに軍配

カントリーマン Cは1.5リッター直列3気筒ガソリンターボエンジンを搭載するのに対し、GLA180は1.3リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンとなっているように、両車はパワートレインについても思想の違いが見て取れる。また、カントリーマンには2.0リッターのディーゼルエンジンを搭載した「D」、2.0リッターのガソリンエンジンを搭載した「S ALL4」、そして同じく2.0リッターのガソリンエンジンを搭載した最強モデルの「ジョン・クーパー・ワークス」も用意される。

一方のGLAにも、2.0リッターのディーゼルエンジンを搭載した「200 d 4MATIC」、2.0リッターのガソリンエンジンを搭載した「メルセデスAMG GLA 35 4MATIC」が設定されており、各モデルともにカントリーマンとライバル関係に位置している。

MINI カントリーマン C

エンジン形式＝直列3気筒ガソリンターボ
排気量＝1498cc
最高出力＝156PS/5000rpm
最大トルク＝230Nm/1500〜4600rpm
トランスミッション＝7速DCT
駆動方式＝FWD

メルセデス・ベンツ GLA180

エンジン形式＝直列4気筒ガソリンターボ
排気量＝1331cc
エンジン最高出力＝136PS/5500rpm
エンジン最大トルク＝200Nm/1460〜4000rpm
トランスミッション＝7速DCT
駆動方式＝FWD