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スムーズな加速で走りが快適 ターボ付きガソリン車も秀逸
最新シトロエン車に共通する、〝ダブルシェブロン〞を中央に配する個性豊かな顔つきがまずは印象的なこのモデルが、「魔法の絨毯のような乗り心地」というキャッチフレーズとともに日本で発売されたのは2019年5月のこと。
エクステリア
そんな特長が謳われる根拠となっているのが、サスペンションのストロークが進むとピストンがシリンダー内に入り込んでストッパーとして作用するような〝第二のダンパー〞を配した〝プログレッシブ・ハイドロリック・クッション〞と呼ぶ構造を備えたサスペンションの採用だ。
インストルメントパネル
さらに、ラウンジのソファのような着座感を実現するシートや二重ラミネート構造のフロントサイドガラス採用などによる静粛性の高さなども、上質な乗り味の実現にひと役買っていると謳われる。かつて独自の油空圧=ハイドロニューマチック・サスペンションを採用していた名高い往年のシトロエン車に強いオマージュを抱いた存在が、このモデルと言っても良さそう。
居住性
試乗したのは、当初2.0lのディーゼルターボエンジンだった心臓部に20年4月に追加された、1.6lのガソリンターボエンジンを搭載したモデル。
うれしい装備
月間登録台数 NO DATA 現行型発表 19年5月(グレード追加 21年6月) WLTCモード燃費 17.1km/l※「SHINE BlueHDi」
ラゲッジルーム
最高出力はディーゼルを上回る一方で最大トルク値は400Nmに対して250Nmと明確に見劣りはするものの、それでも思った以上に軽々と加速をし、売り物の上質な乗り味にも磨きが掛かったように受け取れたのは、120kg以上軽さを増した車両重量とも関係がありそうだ。
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