目次
現行型2代目 952系 (2017年～/日本市場)
アルファロメオ ジュリアは、1962年に初代モデルが登場。コンパクトボディに高性能エンジンを搭載してスポーティな走りが楽しめる小型車として人気を博し、様々なスポーツモデルやその名を冠したレーシングモデル“TZ”も登場するなど、アルファロメオの顔として存在感を示してきたシリーズだ。現行の2代目モデルは日本市場においては2017年に3ナンバーサイズの4ドアスポーツサルーンとして登場した。
本車は名跡としては2代目だが、初代の生産終了から登場までに実に4半世紀が経過しており、その間、初代からの実質的な後継モデルは名前を変えて5代ほど歴代を重ねてきているため、実質的には7代目とも言える。従ってコンセプトやマインド以外の部分での初代との共通点は極めて薄く、実際には名前こそ同じだがブランニュー・モデルと理解した方が良い。無論、初代から脈々と受け継がれるマインド＝走りへのこだわりは最新モデルでも健在だ。
本車は幾度かのマイナーチェンジを経てきたが、2023年6月の仕様変更で“2.0 ターボ ヴェローチェ”には、『トライローブ』と呼ばれるフロントグリル部分およびテールランプに最新の意匠が施され、フルLEDマトリクスヘッドライトが新たに採用されるなどの変更が加えられている。
■2019年式 ベローチェ Q4 「走行に支障がない程度の多少の不具合は気にしない方にはお勧めです」
ニックネーム:alfa156GTA 年式・グレード: 2019年式 ベローチェ Q4 性別:男性(60歳～) 居住地域:山梨県
排気量:2.0ℓトランスミッション:AT
平均燃費:11.8km/ℓ（郊外走行主体で10000km走行、うち2000kmは高速道路）
長所:フリクションを感じないエンジン。予想に反する良燃費(町乗り主体の嫁のルノー・トゥインゴと同等燃費です)。ローテーション可能で、幅広過ぎない四輪同サイズのタイヤ。しっかりしたボディ。意外と使い易いクルコン。適度なボディサイズ
短所:ちょっと硬めのランフラットタイヤ。日本では使い勝手が悪い左ハンドルしか選択できないこと(Q4の場合)。停止寸前のブレーキフィーリングが悪い(抜きが出来なくカックンになる。バイワイヤーシステムのせいか?)。
評価
外観:★★★★☆
室内:★★★★☆
走行性能:★★★★★
燃費性能:★★★★★ 予想外の良燃費。
装備:★★★☆☆
満足度:★★★★☆
このクルマの購入を検討している人にひと言
「信頼性はドイツ車、日本車に劣ると思いますが好きな人、走行に支障がない程度の多少の不具合は気にしない方にはお勧めです」
■2017年式 ベローチェ 「今後、電動が主流になっても、この走りが色あせることは無いと思います」
ニックネーム:iwa8 年式・グレード:2017年式 ベローチェ 性別:男性(60歳～) 居住地域:神奈川県
排気量:2.0ℓトランスミッション:AT
平均燃費:10.0km/ℓ（郊外７割、街乗り3割）
長所:スポーツカー以上にスポーティで楽しめるハンドリング。それでいて素晴らしい高速での直進性安定性。手放しでも真っすぐ走っていく感じです。普通のセダンとしても乗り心地も良いと思います。走りに関して何の不満もありません。
短所:電気系は色々とトラブルは有りました。寒い日の朝に自動ブレーキがエラー、スターターリレー交換、大雨の日はセキュリティーが誤動作、トリップメーターがいつの間にかリセットしてしまったり…。高級車と思って買うと不満になるのでしょうね。自分はこのぐらいは許せてしまいます。
評価
外観:★★★★★ 最初は特に思い入れもなかったのですが、どんどん好きになってしまいました。
室内:★★★★★ シンプルでおしゃれだと思っています。
走行性能:★★★★★ スポーツカー以上にスポーティなハンドリング、アクセルレスポンス。それでいて乗り心地もよし。何の不満もありません。
燃費性能:★★★★☆ こんなに楽しい走りでこの燃費は文句ありません。
装備:★★★☆☆ 携帯を接続しないとナビが使えないのはちょっと不便なときもあります。
満足度:★★★★★ 外車はコストパフォーマンスがよくないと感じ、購入を考えたことありませんでした。しかしジュリアは一度試乗したら、その走りにぞっこん。即購入。6年になりますがその気持は全く変わりません。
このクルマの購入を検討している人にひと言
「もしこの走りが気に入るなら是非購入を。今後、電動が主流になっても、この走りが色あせることは無いと思います」