アメ車&アメリカンカスタムカルチャーの「ムーンアイズ」を日本に広めた伝道師・シゲ菅沼が語る「MOON OF JAPAN」誕生秘話とは!?【総集編】

横浜・本牧にあるMOONEYES AREA-1。(PHOTO:りな)
「MOONEYES(ムーンアイズ)」といえば目玉のマークでおなじみのアメ車やバイクのカスタム、さらにアメリカンカスタムカルチャーを代表するブランドとして有名だ。そんなムーンアイズブランドがいかにして日本に上陸し、広まっていったのか……そのキーマンである「シゲ菅沼」氏に、ムーンアイズのヒストリーや日本導入の経緯を語ってもらった全3回のインタビューシリーズ。立志伝中の物語をぜひご一読ください。
REPORT:山崎 龍(YAMAZAKI Ryu) PHOTO:MotorFan.jp/MOON OF JAPAN

第1回:シゲ菅沼、渡米してアメリカンモーターカルチャーの真髄を知る

【MOON OF JAPAN誕生秘話】目玉のマークでおなじみ『MOONEYES-ムーンアイズ-』はこうして日本にやってきた!【シゲ菅沼インタビュー vol.1】

2023年5月にMotor-Fan.jpで前編・後編に分けて掲載したMOONEYESの歴史を綴った記事は、過去に刊行された書籍や資料、ネットの情報などを参考にして書き上げたものだった。しかし、それらをあたるだけではわからないことがあり、筆者としてはやや消化不良気味であった。そこでMOON OF JAPAN代表のシゲ菅沼氏にあらためてインタビューをセッティングしてもらった。当事者のみが知るMOON OF JAPAN成立までの軌跡をお送りする。 REPORT:山崎龍(YAMAZAKI Ryu) PHOTO:MotorFan.jp

第2回:シゲ菅沼、ムーンアイズ創業者・Dean Moonに出会う

【MOON OF JAPAN誕生秘話】『MOONEYES-ムーンアイズ-』創業者Dean・Moonとの間に生まれた絆【シゲ菅沼インタビュー vol.2】

MOON OF JAPAN成立までの経緯をシゲ菅沼氏に訊くインタビュー記事の第2弾。今回は時計の針を1980年代前半に巻き戻し、サンタフェスプリングにある当時のMOONEYESの状況からシゲ菅沼氏とDean MOON氏の出会い、そしてMOON OF JAPANの設立までをお送りする。ここでしか読めない知られざるMOONEYESの歴史だけにファンにはぜひ読んでほしい。 REPORT:山崎龍(YAMAZAKI Ryu) PHOTO:MotorFan.jp

第3回:シゲ菅沼、MOON OF JAPANを設立!
MOONEYESはアメリカから日本、そして世界へ……

【MOON OF JAPAN誕生秘話】『MOONEYES-ムーンアイズ-』はアメリカから日本、そしてアジアへ広がり続ける【シゲ菅沼インタビュー vol.3】

MOON OF JAPAN成立までの経緯をシゲ菅沼氏に話を聞くインタビュー記事の第3弾。今回がシゲ菅沼氏が元町にMOONEYES日本総代理店として小さなショップを開いたところから話が始まる。第1回『MOONEYES Street Car Nationals』を無事成功させた直後に「アメリカの父」と慕っていたDean・Moon氏が病に倒れて急逝。それに伴ってMOON OF JAPANは最大の危機を迎えるが……。 REPORT:山崎龍(YAMAZAKI Ryu) PHOTO:MotorFan.jp

第4回:シゲ菅沼、MOONEYESの次なる100年を考える

【MOON OF JAPAN誕生秘話】次なる100年へ……MOONEYESは常に新しいモーターカルチャーの提案を続けていく【シゲ菅沼インタビュー vol.4】

MOON OF JAPAN成立までの経緯をシゲ菅沼氏に話を聞くインタビュー記事の第4弾。今回はMOONEYESの考えるアメリカンカスタムの極意や、モーターカルチャーとその展望について語ってもらった。 REPORT:山崎龍(YAMAZAKI Ryu) PHOTO:MotorFan.jp

MOONEYESが主催する参加車1000台のビッグイベント
『MOONEYES Street Car Nationals』は必見

そんなシゲ菅沼氏のMOON OF JAPANが毎年開催する『MOONEYES Street Car Nationals』は、2023年で35回目を迎え、エントリー台数は1000台、来場者は1万8000人が集まるアジア地域では最大級のビッグイベント。
カスタムカーはもちろんアメリカンモーターカルチャーを堪能できる絶好の機会だけに、クルマ好き、アメリカンカルチャー好きなら必見だ。

ヒストリックからアメリカンマッスル、国産旧車にネオクラまで、1000台のカスタムカーが集まる『MOONEYES Street Car Nationals』を知っているか!?

今回で35回目を数える『MOONEYES Street Car Nationals(SCN)』の歴史は、まさしく日本のカスタムカルチャーの歴史そのものだったと言っても過言ではないだろう。多くのファンに支えられてきたSCNは、エントリー台数1000台、来場者1万8千人以上を集めるアジア地域最大のカスタムカーイベントへと成長した。今回はそんなSCNの歴史と魅力を、会場に集まったカスタムカーと共に紹介して行くことにしよう。 PHOTO:山崎 龍

MOONEYES[ムーンアイズ]日本上陸! “目玉のマーク”を受け継ぐ男「シゲ菅沼」が世界に伝えるアメリカンカスタムカルチャーの祭典『Street Car Nationals』!!

レーサーであり、エンジニアであり、優秀なビジネスマンであったディーン・ムーン氏は、アメリカン・カスタムカルチャー史の中で燦然と輝く「MOONEYES(ムーンアイズ)」を一代で築き上げた。1980年代、そんなムーン氏のもとに日本からひとりの若者が訪ねて来た。彼の名前は“シゲ菅沼”こと菅沼繁博氏。「MOON DISCS」が縁を取り持ち、アメリカン・カスタムカルチャーで結びついた血の繋がらない親子の関係。菅沼氏は「アメリカの父」亡きあと、後継者としてMOONEYESを守るために奮闘する。現代に続くMOONEYESの歴史を、5月14日に開催された『35th Anniversary MOONEYES Street Car Nationals®』のエントリー車両とともに紹介していこう。

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著者プロフィール

山崎 龍 近影

山崎 龍

フリーライター。1973年東京生まれ。自動車雑誌編集者を経てフリーに。クルマやバイクが一応の専門だが、…