【プジョー5008オーナーレポートvol.2】

4年前に先代モデルで苦労したはずのに、僕がまた「プジョー5008」を選んだ理由とは?7人乗りでハイト系ミニバン以外のクルマ選び

4年前にプジョー5008は懲りたはずなのに、またしても購入してしまった筆者(佐賀山敏行)。ではなぜ、またまたプジョー5008を選んだのか……その理由をぶっちゃけましょう!
PHOTO&REPORT:佐賀山敏行(SAGAYAMA Toshiyuki)

予算と奥さんから提示された条件が厳しすぎるぜ!!

昨年末に手放した、いや手放さざるを得なかった我が(元)愛車・ランクルプラド。そう、本当はまだまだ乗っていたかったのだが、3年契約で買取不可、リース延長は可能という条件だったのだが、何度も書いている通り、当時は新規事業のために資金が必要で、プラドのリース代に毎月●万円も支払っている余裕などなかった。

軽トラを手放し、ランクル・プラドをリース返却した僕が次の愛車に選んだのは2018年式プジョー5008だった!

2024年初め、家の車を買い替えた。僕が選んだのは2018年式のプジョー5008。じつは人生2度目となる5008……なぜ、プラドから5008へ乗り換えたのか? ハイゼットトラックジャンボのレポートに続き、今回から5008レポートがスタートです! PHOTO&REPORT:佐賀山敏行(SAGAYAMA Toshiyuki)

そのため、泣く泣く手放すことを決定した……のはいいが、「都会から一番近いプチ田舎」を公式キャッチフレーズにしている東京都小平市ではクルマはなくてはならない必需品。代わりのクルマを探さなくてはならない。

しかし、何度も言うが資金はない! それでいて、前回に書いた通り、ウチの奥さんはハイト系ミニバンはNG!! そのくせ、5人乗りもNGで7人乗りが必須! そして古めのクルマは基本的に嫌いだと。
おいおい、めちゃくちゃ車種が限られてくるやーん!

※たびたび僕の記事には関西弁が出てくるが、その際「こいつ、東京人のくせに関西弁使いやがって!」と思われる関西在住の読者の方がいるかと思われる。しかし、じつは僕は大阪生まれ大阪育ちの生粋の大阪人! まぁ、もうすぐ大阪居住歴より東京居住歴の方が長くなるが、しかし魂は今でも大阪にあるので、そこのところは大目に見ていただきたい。

お気に入りすぎたモデルの後継選びは難しい!!

というわけで、実質的に7人乗りのSUVしか選択肢がない状態での愛車選びがスタートした。
まず浮上したのが、ランクルプラド(150後期型)。そう、今まで乗っていたものと全く同じモデル。

トヨタ・ランドクルーザープラド(150後期型)

奥さんもプラドは超お気に入りで、本当ならこのまま乗り続けたいとのこと。それならば、中古のプラドはどうだ!? ……と思ったのだが、これがまぁ高い! 「新車買った方がええやん」と思わせるほどの高さ。さすが世界で人気のプラドと言わざるを得ない。というわけで早々に却下。

トヨタ・ランドクルーザープラド(インテリア/7名乗車)

ちなみに同じ理由でランクル300も却下。てか、こっちはデカすぎて無理(笑)。
ちなみにちなみに、この時はまだランクル250発表前なので、悪しからず。

トヨタ・ランドクルーザー300
トヨタ・ランドクルーザー250

そういえば昔はなかったけど、今は日産エクストレイルにも7人乗りの設定があったなー。三菱アウトランダーもモデルチェンジしてかっこいいんだよねー! ……なんて思って調べてみたら、うん、なかなかいい!値段は高年式はそこそこするけど、ちょい古を選べばなんとかなりそうだ。

日産エクストレイル

だけどなー……。いいんだよ、ものすごくいいんだけど、何かが違う。
誤解を恐れずに書くと、無骨なプラドを乗りこなせず、そして維持しきれずに買い換えました感がひしひしと滲み出ている(気がする)のだ。

三菱アウトランダー

いや、本当にこれらのモデルを気に入っているなら問題ないのだが、やっぱり僕(と奥さん)の心はプラドにあるのだ。そこにきてのこの2台は、なんだか自分に嘘をついているようだし、なによりこの2台に失礼な気がする。という、自分でもよく分からない心の葛藤のすえ、選択肢から外れることになった。
ここで僕は思ったのだ……お気に入りすぎたモデルの後継選びはじつに難しい!!

4年前のリベンジだっ!!

さて、どうしようかと迷っていて、ふと思い出した。
「4年前にSUV版のプジョー5008がいいと言っていたよなー。結局その前モデルのミニバン5008を買っちゃったけど(苦笑)。というか、そもそもウチの奥さんはVWシャランが欲しいって言ってたんだよなぁ」
4年前は予算で断念したこの2台も、今ならこなれた価格に落ち着いているだろう。

プジョー5008
VWシャラン

そして何より、プジョー5008なら「いやー、やっぱりプジョーが良くって~」と言えるし、VWシャランなら「奥さんが昔から憧れていたんだけど、生産が終了したし、買うなら今しかないので」と言えるではないか!
正直に言おう!! 値段が手頃で、この2台が気になっているのはホントだが、やっぱりプラドからの乗り換えということで「それなりの理由」が欲しいのだ。そう、見栄を張りたいのよ~!!

ご存知のとおり、結局愛車は2018年式プジョー5008になったのが、この子が我が家に来るまでに、それはもうたくさんの出会いと別れがあったのだ。その模様は次回、じっくりお話ししよう!

というわけで、新たな愛車はこの2台にまで絞り切った。では、そこから何故プジョー5008になったのか? それはまた次回!! 

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著者プロフィール

佐賀山敏行 近影

佐賀山敏行

学生時代からの乗り物好きが高じて、 雑誌『カスタムバーニング』やムック『ハーレー・バガースタイル』な…