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断トツの氷上性能120%を実現しつつ、効き持ち性能もアップ! 最新スタッドレスタイヤの実力に驚愕【ブリヂストン ブリザックVRX3】
断トツの氷上性能120%を実現しつつ、効き持ち性能もアップ! 最新スタッドレスタイヤの実力に驚愕【ブリヂストン ブリザックVRX3】 | 4枚目の写真(全41枚)
ブリザックVRX3のトレッドパターン。一見するとシンプルだが、ブロックサイズの均等化により接地圧を分散することで、タイヤと路面の滑りを低減している。また、ブロック形状や向きに応じてサイプの角度を適正に配置し、サイプのエッジ効果を増加させて氷雪上でのグリップを確保。ブロック剛性も向上しているという。
こちらは軽自動車サイズのトレッドパターン。大きなサイズのパターンをそのまま縮小してしまうと、溝が細くなり、深雪性能や登坂性能が低下しがち。そこでブリヂストンでは手彫りで少しずつ溝を広げたりしながら北海道のテストコースで評価を重ねることで、小さなサイズでも十分な性能を発揮できる最適な溝を実現した。
ブリザックVRX3のサイドウォールは左右非対称形状が採用されている。
テストコースを飛び出して、一般道でのインプレッションも実施。ブリザックVRX3は舗装路でも高い実力を発揮してくれた。
トヨタ・ヴェルファイア × ブリザックVRX3
フォルクスワーゲン・ポロ × ブリザックVRX3
ブリヂストン・ブリザックVRX3は135/80R12〜285/35R20まで全111サイズをラインナップ。価格はすべてオープン。
テスト当日はあいにく(?)の好天候。そのため人工雪によるテストコースが設定された。試乗車両はメルセデス・ベンツE200、スバル・レヴォーグ、トヨタ・プリウス、ホンダ・フィット、日産デイズの5車種。
ホンダ・フィット × ブリザックVRX3
メルセデス・ベンツE200 × ブリザックVRX3
スバル・レヴォーグ × ブリザックVRX3
日産デイズ × ブリザックVRX3
1988年に誕生したブリヂストンのスタッドレスタイヤ、ブリザック。VRX3は、2021年9月から発売が開始された最新モデルだ。
今回、ブリザックVRX3のインプレッションを担当した自動車ジャーナリストの山崎友貴さん。
VRX2に対して、VRX3は氷上ブレーキが20%、ライフ性能が17%向上し、なおかつ効き持ちも向上。それでいて、氷上性能と背反する雪上性能もしっかりとキープしているというから驚きだ。
気温の高低差が大きいため、水が湧いたツルツルの凍結路面になりやすい日本の冬の道。氷上で滑る原因はタイヤと路面の間に水の膜ができることなので、まずは、いかに水の膜を素早く除去できるかが重要となる。そこで効果を発揮するのが、ブリヂストン独自の水を吸い込む発泡ゴムだ。30〜100ミクロンの小さな気泡がタイヤのトレッドゴムの中に配置されており、これがスポンジのように水の膜を吸収し、除水してくれるのだ。この気泡は深さ方向にも配置されているので、タイヤが減っても金太郎飴のように新しい気泡が出現するため、効きも長持ちする。
発泡ゴムは従来のブリザックでも採用されてきた技術だが、これまでは気泡の数を増やしたり大きくしたりと除水の体積を増やそうと進化してきた。VRX3で新しいのは、水路の断面の形状を丸から楕円に変更したこと。これにより、毛細管現象の効果で水を積極的に吸い上げることが可能となったのだ。
これまでのブリザックのパターンのコンセプトは「水を除く」だったが、VRX3では「水を導く」に変更。L字ブロックや端止めサイプによって除水した水を外側に効率的に流し、逆流を抑えている。
VRX2ではパターン剛性を一気に向上させた反面、エッヂ成分が落ちていた。VRX3は氷上路面に効く接地面積を増やした(溝を減らした)一方で、スノー性能に効くエッヂ成分も向上させているのが驚き。これはトレッドパターンの進化によるところが大きい。
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