「わっかるかなぁ~、わっかんねぇだろうなぁ」という、オトナカッコいいの作り方【TOYOTA GR86 長期レポート26_AE86~GR86への道】

バンパー外しのお手伝いに来てくれた、クルマ好き女子であるMIHOチャン!
今回、外装カスタムとして提案されたのが、ヘッドライトへのスモークフィルムの施工。コツは、「貼ってあるかわかる」か「わからない」かギリギリのライトスモークにすることだという。コレ、見た目以外にも結構恩恵があるのだというからやらない手はない! では、ヘッドライトのスモーク加工、いってみよう!

TEXT&PHOTOS:加茂 新(KAMO Arata)

オトナカッコいいの作り方

とくに外装関係のカスタマイズはしてこなかった加茂のGR86。あまり派手な見た目は好きではないのでシックにまとめたい。そこで提案されたのがヘッドライトへのフィルムの施工だ。

施工前のGR86

ヘッドライトへのフィルムというと、黒くしてワルっぽさを目立たせたり、現在では違反になるが黄色いフィルムを貼って、昔のフォグランプのようにしたりというのが多かった。
しかし今回の提案は、ごくごく薄いライトスモークフィルムの施工だ。ボディ色がホワイトだからこそ、ヘッドライトにわずかに黒みをプラスすることで、一気に引き締まるのだという。

その提案をしてくれたのはお世話になっている札幌のチューニングショップであるクルーズさん。
マネジャーの吉川大志郎さんから「絶対カッコイイから早くヘッドライトを送れ!」という無理難題を突きつけられ、半べそをかきながらヘッドライトを外して札幌に送ったのだ。

ちなみにGR86のヘッドライトを外すには、もちろんフロントバンパーを外す必要がある。
先代86でもそうだったが、このときに無理に外すとあちこちのツメが曲がってしまい、再装着時にチリが合わなくなってしまう。もし、この加茂の記事で、「やってみよう!」と思い立ったありがたい読者諸兄には、細心の注意を払って、そ~~~~~っと外すことをこっそりオススメする。

そして、意外と困ったのがバンパーの行方だよ。家の中に入れようと思ったがまったく入らない。大豪邸ならいざ知らず、普通の一軒家のうちには入る気配すらなかった。仕方ないので、そのまま庭に1週間ほど放置することとなった。

庭に放置したバンパー。どことなくジブリ感というかラピュタ感が漂う(と筆者は思うが、いかがだろうか)。
この状態で止めておいたら父から「事故ったのか?」とLINEが入った。

送ったヘッドライトはまず、水アカなど堆積している汚れをしっかりと除去してからフィルムを施工してもらった。
「結構イオンデポジットができていました」とのことで、京浜工業地帯のど真ん中に住んでいるせいなのか、雨になにか混じっているようで以前から雨染みの堆積がひどいのが悩みでもあるのよね……。

戻ってきたら、再びそ~~~~~っと戻してバンパーを装着すれば完了。ヘッドライトの光軸がズレることもあるので、確認が必要な部分でもあるから最後まで注意が必要だ。

さりげない黒さがイケてる(大満足)

施工後の精悍な顔つきがこちら。わっかるかなぁ〜。

取りつけてみると、たしかにわずかに黒さが増したヘッドライトはちょっと締まっている。言われなければわからないくらいのわずかな黒さがグッと大人の雰囲気を醸し出す。
これがかなり黒めだと一気に若さをアピールすることにもなりかねない。絶妙なバランスなのだ。

ヘッドライトが暗くなるかと思ったが、まずその変化はわからない。クルーズによると光量の確認もしているが、保安基準にはまったく問題がない(というか貼ってもほぼ光量は変わらない)のだという。

全体にブラック化されて引き締め効果が大きい。

近年のクルマはヘッドライトがすごく高い。そうそうないが飛び石などで割れたり、傷が入ることもある。そんなときに手軽に交換できる価格なら良いが、現在中古でも片側で5~7万円(!)が相場という状況では、できるかぎりリスクを軽減したい。フィルムで予め保護する、というのもその手段のひとつとなるだろう。

ライト点灯時も光っている部分以外のところが黒く見える。

ちなみに気になるのがお値段かと思うが、今回のようなフィルム施工は数万円から可能とのことだ。
状態が良い場合下地のリペア無しで左右で33,000円/黄ばみ、曇りなどがある場合は状態により20,000~40,000円プラス、という感じだが、車種によってバンパーを外す、ライトだけ外れる、ライトを綺麗にする手間の有無など個体差があるため、値段はかなり変わってくるらしいので、気になるかたは要問い合わせだゾ。

今回の加茂号は、若干ばっちぃかったためお掃除をしてもらい6万6000円ほどかかったので、ご参考までに(この記事を我がパートナーに読まれないことを切に願う……マジで)。

もちろん飽きたら剥がせるし、フィルムがライトの保護効果を持つ。
イメージチェンジにも愛車を守る意味でも、効果の高いチューニングと言えよう。

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今回、加茂がお世話になったクルーズさん

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加茂 新

1983年神奈川生まれ。カメラマンの父が初代ゴルフ、シトロエンBX、ZXなどを乗り継ぐ影響で16歳で中型バイ…