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半年前に予約した直6ディーゼルのCX-60が間もなく納車される。
こんにちは、自動車ライターの工藤貴宏です。ちょっと前にCX-5からCX-60への買い替えを決意した記事を書いたら、編集部から「CX-60のオーナーレポートを連載しませんか?」というお誘い。というわけで定期的にオーナー目線のCX-60情報をアップしていくので、以後お見知りおきを。
さて、この記事を書いている1月末現在、愛車となるCX-60はまだ納車されていません。でも納車は目前という段階に来ました。
ディーラー担当者もビックリ!生産はほとんど遅れなかった!
昨年6月にオーダーした時点では「1月に生産予定」と言われていました。そもそもボクが購入するハイブリッドではないディーゼル車は2022年12月発売だったのですが、昨年11月24日にマツダは「商品の作り込みに今しばらくお時間を頂戴することとなり、工場出荷開始時期が2023年1月中旬から下旬以降になる見通し」というお知らせを公表。
それによって愛車(となる車両)の生産も1ヵ月くらいは遅れるのかと思っていたところ、ディーラーから「予定通りにクルマが来ますので、車庫証明の書類を準備してください」との連絡あり。もう車体番号も割り当てられ、意外と順調に納車されるようです。
あとは運。希望ナンバーの抽選に当たれ!
ただ、登録にあたってひとつ引っ掛かっているのが希望ナンバー。ボクは「55」という数字を狙っているのですが、この数字はボクが住んでいる地域を管轄する陸運局では抽選になっています(地域により異なる)。
なので当選しないと希望ナンバーが取得できず、当然ながら登録もできないので、納車も先送りに……。
これはもう運を天に任せるしかないですね。ちなみに「55」という数字の意味は、ル・マン24時間耐久レースで優勝したマツダ787Bのカーナンバーが「55」だったから。マツダに敬意を払っての数字なのです。
狂気の中古車市場…。マジか!? さらなる査定価格アップ
先日まで乗っていた「CX-5」は新車購入から約4年半で、走行距離は2万7000キロほどでした。
半年前のディーラーでの査定価格は191万5000円。この数字は担当セールス氏によると「かなり甘くつけているので、よほどのことがなければ半年後も変わらない」とのことでした。
果たして実際にはどうか? 結論から言えば、担当セールス氏の言葉に嘘はありませんでした。ただ、その査定の後に走行中に落下物に接触したことでバンパーに大きめの傷が入り、減額。その減額の影響で最終的なディーラー査定額は183万円でした。
でも、話はそれだけで終わらない。ディーラーではなく、別の中古車買い取り業者に査定を依頼したところ、その額はなんと215万2000円。思わず笑みがこぼれるとともに、驚かずにはいられません。
本体価格330万円?で買ったクルマが、4年半後に215万円で売れてします。言い換えれば、4年で115万円しか価値が落ちていない……。中古車市場におけるCX-5人気と中古車相場高騰のおかげですね。
ちなみに5年契約だった残価設定ローンの残債は130万円弱。売却が215万2000円ということは、今回の乗り換えで85万円ほど“お釣り”が来たことになります。ラッキーすぎる……。
後輪駆動モデルのサスペンションは4WDと違う?
ところでCX-60といえば「乗り心地が良くない」というのが定説になっていますが、ひとつ気になる情報が入ってきました。「後輪駆動モデルはサスペンションが違う」というのです。
これまで自動車メディア関係者が試乗したCX-60はすべて4WDですが、ボクが購入するのは4WDではなく後輪駆動。そして後輪駆動車のサスペンションは、ピロボールが一部ブッシュ化されていたりと「仕様が変わっている」というのです。これは意外な展開。正式な資料には書いていなく、真偽も含めた詳細はまだわからないのでさらなる情報収集に励む所存でございます。
しかしあれですね。クルマ購入って、オーダーしてから納車までのタイミングが一番楽しい気がします。この何とも言えないワクワク感。今回は新車購入としては人生最長となるオーダーしてから半年以上待っていますが、楽しい時期が長かったと考えればそれはそれで悪くなかったかも。次回をお楽しみに!